ユーベルント 大きな大きな大きな初勝利

レース結果
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本日の名古屋10R地方交流戦、名古屋CCミント賞に出走したユーベルント。
混戦ムードの4番人気という評価ではありましたが、好位から抜け出し見事初勝利。
奥手の血統に加え、まだまだ馬体も成長前という中のこの時期に大きな大きな勝ち上がりを決めました。

ノルマンディーOC公式サイトにあがったレース後コメント。

・ユーベルント(2021.6.30 名古屋競馬場 馬体重:419kg)

★6/30(水)名古屋・ミント賞(ダ1400m)加藤聡一騎手 結果:優勝

「もともとハミ受けに敏感なタイプのため、返し馬でその特徴を掴んでほしいと伝えました。前目で競馬する作戦は彼もイメージしていたようですし、1200mに使っていたりで他馬のダッシュが速かったものの、気後れせずにスタートからちゃんと追走できていた。ジョッキーは『小回りにもしっかり対応できていました。追って切れるタイプではありませんが、渋太くバテない脚が使えるタイプ。これまで1800m以上の距離を使ってきたことが、今日は最後の決め手というか粘りにつながったと思います』とコメントしています。まだギャンギャン攻めきれずに、なんとか体を維持させながら調整している現状。成長度合いはまだスローですが、この馬は後々必ず走ってくるはずですから、ここで勝ち切れたことは大きいですね」(昆貢調教師)

馬体重が示すように相変わらずの細い馬体。
パドックでも雰囲気は悪くないものの、明らかにパワー勝負では分が悪いであろう馬体が地方競馬の深い砂に対応できるのかという部分ではやはり不安が募ります。
スタートは決まるもすんなり前につけることができなかったことからも、千四は若干忙しい印象。
それでもレースの流れには乗れ、悪くない位置でレースを運ぶ事ができました。
4コーナー手前で2番手に上がりますが、このときは逃げた2着馬が持ったままなのに対し、ユーベルントはムチを1発2発。
手応えの違いもあって安心して見れる感じではありませんでした。
ようやくエンジンがかかったのか、競り合いから抜け出したのは残り50m。
終わってみれば1馬身半差をつける完勝でした。
正直、不安のほうが大きかったですし、最後の最後まで祈るような思いでした。
昆師のコメントにある最後の一文が全てですね。
今日行われたレースでは最も速い時計での勝利だったように、潜在能力はやはり高いものがあると思いますが、成長はまだこれから。
ここでゆっくりと成長を促せる環境に残れたことは本当に大きいです。
当面は中央1勝クラスでの勝ち負けは厳しいと思いますが、おそらくこの仔の勝負は4歳後半から。
それまではクラブにも長い目で見ていただきたいと思います。
今回『奥の手』とも言える地方交流を選択していただいた陣営には本当に感謝です。
そして、このワンチャンをきっちりと仕留めたユーベルントさん、よく頑張った!おめでとう★おつかれさま^^

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