今年も本日で終了。
今年は2月頃からジワジワと新型コロナウィルスが全世界を侵食し、誰もが経験したことのない言わば『失われた一年』となってしまいました。
何もせぬまま出来ぬまま、あっという間に過ぎ去ってしまった一年。
すべてのスポーツ・エンタテイメントが中止・延期で日本中の元気がなくなってしまった中でも、競馬だけは一度も休むことなく開催され、それだけが唯一の拠り所だったと言っても過言ではありません。
そして、そのような状況下にあっても例年と同じようにお付き合い下さった皆さまには心から御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
我チームに目を転じますと、良いことも悪いことも多々あった波乱の一年でした。
想定外の一年ではありましたが、今年も例年の慣習に沿って目標のおさらいをしていきたいと思います。
2020年の目標と結果
2020年目標
今年冒頭に掲げた2019年の目標は
2)年間3勝(中央勝ちのみ) …×
3)OP馬輩出 …×
4)馬名命名 …×
5)2度目の口取り参加 …△
2019年が未勝利に終わってしまったこともあって、やや控えめな目標ではありましたが、今年も年間出走数以外は全て未達。
ではありますが、年間勝利数は地方を加えると6勝(中央2勝)と昨年からは不調の兆しが見えました。
OP馬の輩出という点においても、ワザモノが目前まで迫っています。
命名は今年もなりませんでしたが、昨年に引き続き最終候補までは残りました。
次こそは3度目の正直といきたいところですが。。。
口取りに関してはこの様な自体によって口取り自体がなくなってしまったのは非常に残念でなりません。
しかし、ワザモノの初勝利時は現地・眼前で見ており、口取りが実施されていれば確実に実現していたはずですので△とさせてください^^
2020年全結果
戦 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着~ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シュエットヌーベル | 11 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 9 |
レイヴンキング | 7 | 0 | 2 | 2 | 2 | 1 | 0 |
アーブルルージュ | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 |
ウィルビーハッピー | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 |
ブランニューウェイ | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
ステラディウス | 7 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 |
サンメディル | 8 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 |
ワザモノ | 3 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 |
アイルビーザワン | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
アコルダール | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
計 | 52 | 6 | 5 | 2 | 4 | 4 | 31 |
出走数に関しては前述のように年間52走とほぼ週に一回の出走があったことになります。
一口界隈で精力的に活躍されてらっしゃる皆さまと比較すると保有頭数も少ない中でのこの数字は、ノルマンディーの本来のコンセプトである『数を使う』という部分においてコンセプト通りに使えた仔をしっかりと見極めることは出来たということだと思いますので、自分の中では合格点です。
そういった意味においては、デビュー2戦目で変わり身を見せ「ひょっとしたらこのまま勝ちきってしまうのでは?」というレースをしていた中でのブランニューウェイの死は非常に残念で悔しいですね。
大きかったのは本来なら春で引退していたはずのシュエットヌーベルの現役続行。
キャリア最多の年間11走をマークしてくれたばかりか、夏には2勝Cで自身2年ぶりの勝利を収め見事準オープンにまで出世しました。
明け7歳となる牝馬ですが、このタフさには本当に頭が下がる思いです。
まだ今後の方針はわかりませんが、走ることになればきっとまた一生懸命走ってくれるでしょう。
だからこそ、そろそろのんびりさせてあげたい気持ちもありますし、まだまだ見ていたい気持ちもあって複雑なところではあります。
そんなシュエットにず~っとおんぶにだっこだった我チームではありますが、ワザモノがデビュー2戦目で快勝し、返す刀で挑んだ昇級戦でも僅差の2着。
一気にチームDraの2番手へと浮上し、『No2の不在』という長年の懸案が解消されつつあります。
3戦目の勝ち馬はこの春には間違いなく重賞戦線の中心になるであろう馬ということもあって、陣営の期待も上々。
年明け早々に予定されている次走の結果いかんによっては、このままエースへと駆け上がるということもあるかもしれません。
未勝利のまま中央に残り障害へとキャリアチェンジしたレイヴンキングさんは、障害転向後は2着2回3着2回、他も全て掲示板確保というバツグンの安定感を発揮してくれました。
障害というタフなレースでの連戦&激走の反動から現在は北海道で長期休養に入っていますが、復帰後は勝ち上がりはもちろんのこと、オープンでの活躍も期待できるだけのポテンシャルを見せていますので、今はまずゆっくりと回復に充てて頂きたいと思います。
ステラディウス、サンメディルの地方行脚組も3歳の内に中央復帰条件は満たしてくれていますので、後は今後のパフォーマンスで良いアピールができれば良きタイミングで中央に戻ることができるでしょう。
どちらもこのままで終わる仔とは思っていませんので、必ず中央再転入で元気な姿を見せてくれると思っています。
アイルビーザワン、アコルダールを始めとした2歳勢はまだこれから。
アイルビーザワンは勝ち上がりが手の届くところにあると思いますし、ワザモノと未デビューの3頭も加えた2歳馬たちが我チーム2021年の命運を握っていると言っても過言ではありません。
2021年の目標
競馬のあり方そのものが大きく変化してしまった2020年を受けて、2021年は目標に対しても少し考え方を変えていかなければいけないのかなと思っています。
指針として何らかの数値目標等はあった方が良いのかなとは思っていますので年頭には立てていきますが、もう少し日々変わることなく競馬が開催されることの喜びみたいなものを感じることができる目標を立てて、このある種異様な2020-21年を後年しっかりと振り返られるようにしておきたいなと思っています。
今年は初の愛馬の死も経験してしまいましたので、競馬開催はもちろんのこと、例年以上に各馬一年間無事にケガなく過ごしてくれるよう切に願ってます。
重ねてになりますが、今年はなかなか皆さまとお会いできる機会もなく、本当に中身の薄い一年になってしまったように感じます。
そのような中でも本ブログをご覧頂いている皆さまにおかれましては、今年も一年間この拙いブログをご覧頂きまして誠にありがとうございました。
暗い世の中ではありましたが、ルマンディーOCからは無敗の3冠牝馬デアリングタクトが誕生するなど明るい話題もたくさんありました。
来年はまた以前のような日常が戻り、その中でまた皆さんと喜びや苦しみも分かちあえるようにと心から願うとともに、皆さま方にとりましても来たる2021年が素晴らしい年になるよう、そして、皆さまのノルマンディーライフがもっともっと充実したものになるようお祈り申し上げております。
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