愛馬近況更新(2021.6.4)

チーム近況
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先週末ノルマンディーOC公式サイトに上がった近況です。
先週は出走もなく、寂しい週末となりましたが東西で新馬戦も始まり、いよいよ2021年シーズンがスタートしました。
我チームの2歳馬デビューはまだ先になりそうですが、それまでしばらくの間は今週末中央復帰予定のサンメディルを皮切りに、現役馬たちに頑張ってもらいたいと思います。

4歳馬

・サンメディル(2021.6.4 函館競馬場 馬体重:ーーーkg)

5月30日(日)に坂路コースで4ハロン57.6-42.7-28.7-14.7を単走で馬ナリに追い切りました。
「3日(木)の昼過ぎに函館競馬場に無事到着しています。体温は38.5℃とやや高めだったものの、到着後から飼い葉をバリバリ食べれていた様子。現地のスタッフから『長距離輸送による目立った疲れなどもなさそう』と報告を受けており、少し安心しました。先週の時点で中身はもう粗方仕上がっているため、馬の様子をよく見て週末に追い切るかどうか決めるつもり。来週6/12(土)札幌・3歳上1勝クラス(ダ1700m・混)に大野騎手で向かいます」(石坂公一調教師)

無事に函館競馬場に入厩。
日曜日にも追い切っていますが、タイム的には上記と似たりよったりといったところでしょうか。
それでも体調は良さそうですし、なんといっても現在6連勝中の馬。
中央のハードルは低くはないと思いますが、この9ヶ月間の武者修行の成果を存分に発揮してもらいたいと思っています。

 
 
 

3歳馬

・アイルビーザワン(2021.6.4 ブルーステーブル 馬体重:ーーーkg)

★5/30(日)中京・3歳1勝クラス(ダ1400m)団野大成騎手 結果15着
この後はトレセン近郊のブルーステーブルで調整することになり、6月3日(木)に移動しました。

「以前からのソエがあるので、今回は念のためレントゲンを撮っています。ソエ、管骨骨膜炎以上のものではないことは確認が取れていて、歩様がどうというのもありません。レース前後で大きく悪化したとまではいかないのものの、触診反応はありますので、このタイミングしっかりと休ませてあげましょう」(田島俊明調教師)

一旦外厩へ。
前走で現状での1勝Cとの力量差は推し量ることができました。
ここからは少し時間をかけてそのギャップを少しずつ埋めていく作業になりますね。
一足飛びには難しいでしょうが、必ず通用するようになってくれると信じています。

 
 
・ワザモノ(2021.6.4 須藤ステーブル 馬体重:517kg)

「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も長めをじっくりと乗り込んでいますが、背腰に反動が出ることはありませんし、トモも問題ない状態を保っています。体調面も良さそうですし、このままどんどん乗り込んでいけそう。更なる良化を目指して進めていきます」(担当者)

相変わらず順調。
そろそろ帰厩の流れになるでしょうか。
次のラジ短は秋に向けての大事な試金石となります。
万全の体制で臨んでほしいと思います。

 
 
・ルムロン(2021.6.4 美浦トレセン:林徹厩舎 馬体重:ーーーkg)

この後は千葉県・愛知ステーブル千葉分場で調整することになり、明日5日(土)に移動予定です。

5月30日(日)に坂路コースで4ハロン59.1-44.4-28.8-14.5を単走で馬ナリに追われ、今月2日(水)にも坂路コースで4ハロン55.5-40.6-26.8-13.3を単走で一杯に追い切りました。
「先週に比べると時計を大幅に詰められましたし、動き自体も悪くなかった。ただ、追い切った後から右前の硬さが顕著で、対角線となる左後肢や背腰もバキバキに張っていて疲れが見られます。獣医にチェックしてもらったところ、今回はこれ以上強い負荷をかけていくのは危険とジャッジされました。正直なところ仕上がりはまだ5~6分の状態ですから、ここで見切り発車してレースに出走させても反動が懸念され、また良い結果を望むのは難しいと思われます。少し遠回りにはなりますが、一度近郊で脚元のケアする時間を設けて、そこからまた仕上げにかからせてください。期間が迫っていることは重々承知していますので、放牧先とも密に連携を取ってなるべく早めに戻すつもりです」(林徹調教師)

残念ながら一旦仕切り直しに。
おそらくクラブ側は使わせたかったと思いますが、それを押しのけて少しでも良化を目指した林師の英断かと思います。
何とかデビューまでこぎつけることができれば御の字ですかね。

 
 
・エストラテーガ(2021.6.4 松風馬事センター 馬体重:508kg)

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。硬くなっていた箇所はぶり返すこともなくきていて、むしろ良化が窺えるところ。通常メニューに移行して乗り込んでいますが、もう一段階上げて積み重ねていきたいところ。このまま蓄積度合いを高めていくつもりです」(担当者)

松風でケアしてもらってるというところでは絶対的な信頼感がありますが、いくらしっかり作ってもらってもまたいつ戻るかわからないんだろうなぁと若干の諦めムード。
せめて地方で残してもらえれば良いのですが。。。

 
 
・アコルダール(2021.6.4 須藤ステーブル 馬体重:ーーーkg)

★5/29(土)東京・3歳未勝利(ダ1600m・牝)藤田菜七子騎手 結果6着
この後はトレセン近郊の須藤ステーブルで調整することになり、2日(水)に移動しました。

「脚抜きのいい馬場で勝ち時計(1.37.2)も速く、レース展開を考えれば、よくあの位置から差を詰めてきていると思います。ただ、走りの内容は悪くなかったにしても、そこに臨むまでの過程ですよね。装鞍所からチャカついて落ち着きが見られず、馬場入場の際にも相当イレ込んで体力を消耗してしまっている。そういった気性面を考えれば、滞在競馬が望ましい現状。この後は一旦近郊でテンションを落ち着かせた後、函館競馬場に運ぶプランで現在検討しています。手応えの割りに追ってからしっかり伸びる力は持っている馬。条件さえ噛み合えば勝ち上がれるはずですし、期間内にあともうひと成長してくれれば」(菊沢隆徳調教師)

やっぱり10日競馬になっとるやおまへんか。。。
『期間内の成長』は他力本願なんですかねぇ。
交流ではなく北海道なんですかねぇ。
方針が見えなくなってきましたねぇ。。。

 
 
・ユーベルント(2021.6.4 吉澤ステーブルWEST 馬体重:428kg)

5月29日(土)に一旦トレセン近郊の吉澤ステーブルWESTに移動しましたが、明日5日(土)に帰厩する予定です。

「現在は角馬場でダクと、坂路コースを1本(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。昆厩舎の馬房の都合で、先週末に短期予定でこちらに移動してきました。到着時419kgと寂しく見えた馬体を戻すことを最優先に進めています。体調自体は全く問題ありません。もっとやれるポテンシャルはあると思うのですが、この馬の場合どうしても体重がネックになってしまうんですよね。まだ線が細く見えるものの、時期的に悠長なことを言っていられないのも確か。明日トレセンに送り出しますが、こちらでは必要最低限の処置をおこなえたと思います」(担当者)

なんだかガチャガチャしてますが、厩舎側の対応がアコルダールとは真逆なんですよね。
この方が「なんとかしよう感」が見えて当然ながら好感度は高いです。
外厩先でも状況はしっかりと把握して頂いてたようなので、少しでも良い形で次走を迎えることができたらm(_ _)m

 
 
 

2歳馬

・プリマグランツ(2021.6.4 ノルマンディーファーム小野町 馬体重:415g)

現在は馬場2周と坂路1本を18~20秒ペースのメニューで調整しています。
調教ではまだ集中力に欠けるところも見られますが、環境にはだいぶ慣れてきた様子。
馬体重に大きな変化こそないものの、飼い葉食いはいいですし、体調面もすこぶる良好のようです。
トップラインに必要な筋肉がしっかりとは付いていないように、馬体のバランスが整っていないため、しっかりハミを取らせて体を使った走りができるよう心掛けて乗っていきます。

先日公式YouTubeに調教動画も上がりました。
まだまだ軽めの調教でこれからですかね。
あとはやはりもう一回り大きくならないといかんといったところですが、先週も化けそうな気配はあるので、ここから乗り込んでいく中で怪我なく地道に進んでいけば必ず良い方向に向かっていくと思います。

 
 
 
ノルマンディーからアイルビーザワンの勝利写真が届きました^^
このコロナ禍でなかなか観戦もかなわない中、地方とはいえ可能な限りこうして写真を送ってもらえるクラブには感謝でいっぱいです。
そして馬たちにもこういった心意気にしっかり応えてもらいたいと思います。

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