及第点

レース結果
この記事は約3分で読めます。

昨日は札幌でアーブルルージュの平地復帰戦、新潟でシュエットヌーベルの準オープン2戦目がありました。
どちらも『少なくともこれがあればこの先まだ期待はできる』であろう結果に。
歓喜とまではいかないまでもニヤリとはできる内容でしたね^^

ノルマンディーOC公式サイトに上がったレース後コメント。

・アーブルルージュ(2020.8.1 札幌競馬場 馬体重:432kg)

★8/01(土)札幌・3歳上1勝クラス(芝1800m・牝)団野大成騎手 結果5着

「ジョッキーは『外枠だったのもあり、外を回されるのは避けたかったのと、ある程度脚をためた方がいいだろうと判断して今回の位置で競馬を進めています。向正面から動き出して、最後までしっかり脚を使ってくれました』と話しています。もうひと頑張りできればと思うところはありましたが、全体的にいい内容と言えるのではないでしょうか」(松山将樹調教師)

馬体は減らしていたもののパドックでは落ち着いていて、精神的にも少しずつ成長してるように思います。
スタートもしっかり切れたので、もう少し積極的にいっても良かったかなとは思いました。
直線の入り口では先頭集団に並びそうな気配はありましたが、そこから前3頭が加速してついていけず。
それでも上がりは無難なタイムでまとめて後ろは離しているので、立ち回り次第ではこのクラスでも十分やっていけるということは見せたと思います。
ただ、あくまで未勝利の身ですから、いつまでもこの状態は続けられません。
どこかで何らかの決断は迫られるはずですが、さしあたって2-3戦は猶予ができたと思います。
現状の力ではなかなか厳しいところではありますが、この間に何とか勝ちきってほしいです。

 
 
・シュエットヌーベル(2020.8.1 新潟競馬場 馬体重:474kg)

★8/01(土)新潟・新潟日報賞(芝1400m・混ハンデ)菅原明良騎手 結果6着

「もう少しで着があるところだったんですけどね。この距離でも頑張ってくれました。ジョッキーは、『いい感じでついていけましたし、1400mでもうまく折り合いがつきました。終いも伸びてたのでいけるかなと思いましたが、さすがに前が止まりませんでしたね』と話していました。今日は結構早くに馬場が回復してしまいましたが、もう少し渋るようならまたチャンスはありそうですね。この後はひと休みさせる予定です」(小西一男調教師)

毎回ワタクシがシュエットのレースを見る時はテンの200でどのくらい気合いを付けているか、その後の200で手を止めて落ち着かせていないかというところを見ます。
この2つができていない時はほぼ大敗します。
逆にここがしっかりできていて、かつ道中も休むことなく動かし続けている時は着順はともかく良いレースになります。
今回は後者でした。
千四で道中の追走がいつもより楽な分、変に流れに乗ってしまうとジョッキーは手を止めてしまうので、そこが心配でしたがあきらくんはしっかり動かしてくれました。
これができていれば最後はしっかり伸びてくれますし、今回も上がりタイムは2位。
3着馬とはクビ・クビ・クビでコンマ1秒差。
十分に馬券内は見えた内容でした。
ハンデ戦とはいえ、展開と乗り方次第でこのクラスにも対応できる力はつけています。
次は中山でセプテンバーステークスか中京で長篠ステークスあたりに向かうことになると思いますが、個人的には9/27中京の桶狭間ステークス(ダ1400ハンデ戦)を見たいです。

 
 
 
一時は引退→繁殖入りを目の前にしていたシュエットヌーベルですが、衰えはまったくないどころかまだ成長を続けているようにさえ思えます。
ただでさえレース数の少なくなる準オープンクラスだけに、充実期を迎えている今だからこそ、柔軟なレース選択を期待しています。

Comments

タイトルとURLをコピーしました