北海道在厩馬近況更新(2021.3.31)

チーム近況
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本日は月末に付き、ノルマンディーOC公式サイトに北海道在厩馬の近況更新がありました。
ステラディウス引退で所属馬が一頭減ってしまいました。
その分をカバーする仔たちがここから出てきていただかないとなりませんので、今まで以上に進捗は気になるところです。

5歳馬

・レイヴンキング(2021.3.31 オカダスタッド 馬体重:560kg)

現在は舎飼されています。
担当者は「左前繋靭帯の状態に変化はありませんが、この中間に右トモに砂のぼりを発症したため、現在は舎飼にとどめて様子見しています。ただ、すでに膿は抜けており、痛みも緩和されてきたようなので、歩様が良化すればパドック放牧を再開する予定です」と話していました。

どうにも厳しいですね。。。
脚元におけるトラブルのオンパレードになってきました。
これでは暖かくなったらなどという感じでもなく、年内も難しいかもしれないと思わせるような内容に。
騙馬なので5歳でどうこうはないと思いますが、長期休養を良しとしない層も確実に存在しますので、そういった方々も納得できる何かは必要になるのかもしれません。

 
 
 

2歳馬

・クトゥネシリカ(2021.3.31 オカダスタッド 馬体重:422kg)

クトゥネシリカ_20210331

現在は坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。
騎乗担当者は「まだ馬体に大きな変化が見られないことから、この中間も無理にペースを上げるようなことはしていません。もっと筋力を付けていくためにもボリュームアップが必要でしょうが、きょうだいも今時期は同じくらいのサイズ感だったと聞いていますし、ようやく気温が上がってきたところなので、成長曲線に弾みがついてくるのはこれからでしょう。相変わらず指示には従順で、操縦性にこれといった課題はありません」と話していました。

トモがやや寂しく映りますが、バランスも保ってますし概ね順調に推移しているのではないでしょうか。
脚元は見た目より丈夫そうですし、休まずしっかり乗り込むことはできそうなので、その点は心配なさそうです。
顔つきにも精悍さが出てきましたので、ここからグッと成長してきそうな感じはしますね。

 
 
・プリマグランツ(2021.3.31 オカダスタッド 馬体重:433kg)

プリマグランツ_20210228

現在は坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。
騎乗担当者は「春を感じさせる陽気になってきたため、キャンターのペースを徐々に上げていますが、2本目を登坂してもだいぶ息遣いに余裕が感じられるようになってきました。ただ、他馬より冬毛の抜け具合がひと息なため、まだ内面が本物ではないのかもしれません。間もなく青草の新芽が芽吹きますから、適度に摂取させていけば肌ツヤがガラリと変わってくると思います」と話していました。

体重は増えつつもシルエットは徐々にメリハリがつきつつあるように見えます。
確かに冬毛がモサモサでお世辞にもキレイとは言えませんが、この時期のノルマンディー馬なので他馬と比較したとしても誤差の範囲でしょう。
その中でもコンスタントに乗り込めてることは大きなプラスだと思います。

 
 
・ワイルドアイズ(ワイルドシンガーの19)(2021.3.31 ノルマンディーファーム 馬体重:487kg)

ワイルドアイズ_20210331

現在は坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。
騎乗担当者は「まだ重心が高く、トモが地面を力強く捉えていない印象を受けます。正しいハミ受けをマスターすればもう少し推進力が増してくるはずですから、当面はフォームの安定化に主眼を置きながら調整していきます。馬っぷりはいいですし、なんとか軌道に乗せていきたいところです」と話していました。

馬名が正式に「ワイルドアイズ」で登録されました。
馬体も順調に大きくなってますし、まだ腰高なので更に大きくなりそうですね。
先月の調教動画を見てもそこまで頭が高い感じはしないのですが、現場では気になるところがあるんでしょうね。
調整過程からは次の次の組くらいで小野町に移動になるかなという感じです。

 
 
 
とにかくレイヴンキングさんの状態が非常に気がかりです。
全く進展のないまま既に半年が経とうとしてますので、何らかの方針めいたものには軽く触れていたほうがいいんじゃないかなと思いました。
そろそろザワ付き始める頃かと思いますので。。。

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