ワザモノ無念の二桁着順

レース結果
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本日の福島11RラジオNIKKEI賞(G3・芝1800m)に出走したワザモノ。
一瞬『おっ!』と思わせる場面はあったものの、残念ながらキャリア初の2桁着順となる11着。
重賞の厚い壁に跳ね返される結果となりました。

ノルマンディーOC公式サイトにあがったレース後コメント。

・ワザモノ(2021.7.4 福島競馬場 馬体重:486kg)

★7/04(日)福島・ラジオNIKKEI賞(G3・芝1800m・ハンデ)柴田善臣騎手 結果11着

「鞍上の柴田善臣ジョッキーは『最初のコーナーから向正面、3コーナーまでずっと6番(リッケンバッカー)と併せ馬の形になってしまって。外に振られエキサイトして、スイッチが入りっぱなしで、終始いきたがったロスが痛かったですね。やむを得ず3~4コーナーでスパートしました。もう少し我慢がきいていれば、最後の直線のあとひと伸びにつながったかもしれません。最後までバテているわけではないのですが、今後、今回のように位置取りの関係でリキんでしまうようなシーンがあることを考慮すると、現状で1800mという距離は少し長いかもしれませんね』と話していました」(尾関知人調教師)

デビュー以来最軽量の馬体重となる486kg。
細くは見えなかったので、完全にここを狙って作り込んできたようでした。
スタートもよく中段やや前に位置でき、2勝目のリプレイを見ているかのような展開。
3コーナーから進出し、4コーナー出口で2列目に並んできたときには『これは!?』と思えるところでした。
しかし、そこからいつものような伸びがなく、5着以下の大混戦の中で最後の踏ん張りが効かず11着。
初の二桁着順となってしまいました。
レース運びは成長を感じましたし、善臣大先生も上手く乗ってくれたと思います。
正直、今回のこのメンバーで最低人気というこれだけの低評価を食らうとは思ってもいませんでした。
今までのレースを見ればこのメンバーでも十分やれるのは、我々皆知ってることではありますが、人気がないということよりも、みんなこれまでのレースを見てないんだなぁ、ワザモノのこと知らないんだなぁ、ということが非常に悔しくて寂しかったです。
この後一息入れ、ここからは今度こそ自己条件に戻って再度オープンへの道のりを歩き始めます。
今日のレースを見ても、本当の意味でのオープン入りもそう遠くはないはず。
そこまでのレースでまた素晴らしい走りを見せてもらって、次に重賞を走る時には誰もが名前だけでなくレースをわかって評価してもらえるような存在になっていてほしいなと思います。
まだ3歳。
ここからが本当のスタートです。

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