今週の2頭と先週の結果。

出走情報
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今週末は2頭。
5/28(土)東京8Rにサンメディル、5/29(日)新潟9Rにユーベルントの出走がそれぞれ確定しました。
先週ルメールを背に必勝体制で臨んだワザモノは無念の4着。
再度の仕切り直しとなりました。

ノルマンディーOC公式サイトに上がった近況。

今週の出走馬

・サンメディル

☆5/28(土)東京・4歳上1勝クラス(ダ1600m・混)水沼元輝騎手

「前走から10日程での出走となりますので、必要以上の負荷を掛ける必要はなく、昨日は15-15程度をイメージしてWコースで乗っています。時計は4ハロン61.5-43.8-27.6-13.2。前走でもいい状態で送り出せましたが、この過程の中でも具合の良さをキープできていますね。減量ジョッキーを使いたく、今朝だけでなく普段の稽古でもサンメディルに跨っていて、特徴も掴んでいる水沼くんにお願いしました。力は出せる状態にありますので、当日は極端にテンションを上げて消耗せずに臨めるよう努めます」(西田雄一郎調教師)

先週火曜日に川崎交流戦メイスター賞に参戦しましたが、結果は残念ながら6着。
西田師はレース後コメントで『問題ない』としていましたが、現地で見た印象はちょっと長いように感じました。
そこからほぼ連闘という形で同距離というところにはいささか不安は感じます。
鞍上も今年デビューでまだ掲示板すら2度しか載っていない水沼元輝くん。
川崎のパドックで間近で見た感じ、馬は間違いなく悪くないです。
岩手→南関とは言え6連勝した力があるので中央でも1勝Cならある程度通用しても良いはず。
何かをきっかけさえつかめれば上昇可能なはずなのですが、今回は少し厳しいでしょうかねぇ。。。

 
 
・ユーベルント

☆5/29(日)新潟・石打特別(芝2000m・牝)丹内祐次騎手

25日(水)にWコースで6ハロンから0.9秒先行して併せ、84.4-67.5-52.8-38.3-12.0を馬ナリに追い切りました。
「新潟までの輸送も考慮して、昨日の最終追い切りは余裕を持たせた内容にしています。追えばもっと時計は詰まったでしょうし、脚捌きもバラけることなくスムーズに動けていましたが、後ろから相手が来たときに気にする仕草を見せたようですね。そこでブレーキを掛けるところはあったようなので、本番ではチークピーシーズを着用する予定です。レースは前回に引き続き、牝馬限定戦の芝2000mを選択。以前もお話したように良くなってきそうな感じはあるので、ガラリ一変とはいかないまでもここでその兆しを見せてくれればと思います」(堀内岳志調教師)

前走も結果を見ると大敗ではありますが、レースセンスに関しては非凡なものがありますのでもう少し馬がしっかりしてくればというところ。
ここに来て440kg台で競馬できてますし、負荷もしっかりかけられてます。
調教の時計も悪くはないので、チークピーシーズ着用で稽古通りの走りが出来るようになればと思っています。
願わくば両睨みで挙がっていた2400の荒川峡特別の方で見たかった感はありますが、メンバー的にはこちらの方がほんの少しだけ与しやすいですかね。
鞍上の丹内はローカル新潟ならある程度の信頼は置ける騎手かと思います。
先週も勝鞍こそありませんでしたが、2着3着それぞれ3回ずつ、掲示板には9回も載るなど好調です。
勝ち数も今年はキャリアハイに届きそうですので、そんな上昇ムードの鞍上に一つでも上のところへ導いてもらいたいと思います。

 
 
 

先週の結果

前述の通り、先週のワザモノはルメールを持ってしても4着惜敗。
またしても天候に恵まれず、名手の力を借りても届かぬ負のスパイラルに陥ってしまったかのような感もあります。

・ワザモノ(2022.5.21 東京競馬場 馬体重:494kg)

20220521 東京10R ワザモノ パドック1

★5/21(土)東京・高尾特別(芝1400m)C.ルメール騎手 結果4着

「中二週での今回でしたが、プラス体重で臨めたように体調面含めていい状態での送り出しでした。前回は装鞍所でうるささを見せたため、今日は厩舎装鞍としたことで落ち着いてレースに向かえています。ジョッキーにはトモが甘いためスタートで遅れることがあること。馬場が悪いと進みがもう一つなことを伝えて託しました。『上手くスタート出れて、いいポジションがとれたし、馬場もそこまで気にならずにスムーズに走れた。馬も頑張ってはいるけどジリジリとしか伸びない。1400でも1600でもどちらでも頑張れる。ただ、1400でフルゲートやペースが速かった時には前半忙しくなるかも』とレース後は話しています。現状の中ではいいパフォーマンスができたと思います」(尾関知人調教師)

スタートが決まり、ペースが遅かったこともあって前につけることができました。
3-4コーナーでは手応えもバツグンで、この時点では先頭でゴール版を駆け抜けるシーンが浮かんでいました。
坂を登りきったところで前も開き、そこから抜け出してくると思いましたが、コメントにあるようにジリジリとしか伸びません。
ゴール直前でようやく詰め寄ってきましたがハナ差届かずの4着。
もどかしいレースが続きますね。
このクラスを勝ち上がる力は完全に持っているのですが、かみ合わせがどうもよろしくないです。
全てが噛み合ってワンチャンをモノにした前週のアイルビーザワンとは対照的。
パドックでは周りの観客からも『いい馬だなぁ~』という声も聞こえていました。
このまま終わる仔ではありませんので、何とかいい形のサイクルが巡ってくることを願うしかありません。

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