1/19 中山3R未勝利戦(ダート1,800m)に出走したウィルビーハッピーは半馬身差で無念の9着。
明け3歳となり、今開催から適用される『3走成績による平地競走の出走制限』いわゆる3アウト制におけるワンアウトになりました。
改めて3アウト制のおさらい
3歳以上の未出走馬および未勝利馬が平成31年1月1日以降に出走した中央競馬の平地競走において3回連続して8着以内の着順を得なかった場合、当該3回目の競走の実施日の翌日から起算して2ヶ月平地競走に出走できません。
ただし、3歳の新馬競走に出走したとき、競走中止になったとき、裁決委員がやむを得ないと認めたときは、当該競走は回数に含みません。
これがあるので、3歳未勝利戦に関しては8着と9着では賞金が入らない以上に天と地の差があります。
今回は4着馬以下は0.4秒の間に6頭がひしめく混戦にはなったものの着順では9着。
現実は現実として受け止めなければなりません。
ノルマンディーOC公式サイトに上がったレース後コメント。
・ウィルビーハッピー(2020.1.19 中山競馬場 馬体重:476kg)
★1/19(日)中山・3歳未勝利(ダ1800m)大野拓弥騎手 結果9着
「今日は落ち着いて1コーナーに入れましたし、前回より道中の折り合いも付きましたね。着順ほど悲観する内容ではなかったと思います。だんだんと形にはなってきたので、この辺りで一度芝に戻してみてもいいかもしれません」(大野拓弥騎手)
パドックではやはりやや落ち着きに欠けるものの、いつものように隊列の一番後ろではなく、きちんと馬番号順に並んでの周回。
チャカつくところもなくしっかり歩けているところに少しずつ成長していることは感じ取れました。
レースでもスタートは今回も決まりませんでしたが、向こう正面では暴走ではなくしっかりとポジションを上げられており、いい形は作れたと思います。
ちょうど先団に取り付きかけたところで先行集団のペースが上がり、そこで脚を使わされた形になってしまったので終いの脚が使えず大きく着順を上げることはできませんでしたが、その中でも上がり3ハロンは4番目で今回の展開の中にあってはしっかり走れていると思います。
レース後上がってきた大野は『今日は大丈夫だった』と奥村師に明るく報告してたのが印象的。
“教育係”のGOサインが出たことで次回は待望の芝に向かうことになりそうです。
千八ダートでもバテることなく坂上からも最後までしっかり伸びてますので、もう少し距離は延ばしても良さそう。
ここで一息入れることになるとは思いますが、その後いよいよ適条件で競馬をすることになるので、まずはきっちりアウトを消してもらいたいと思います。
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