今週もノルマンディーOC公式サイトにて近況が更新されました。
明日のシュエットヌーベル以降しばらく出走が空きそうですが、ワザモノ、アイルビーザワンの続戦が決まり、ここからは2歳馬が中心となって回していくことになりそうです。
4歳馬
・レイヴンキング（2020.10.23 ノルマンディーファーム小野町 馬体重：544kg）
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。
到着時に馬体を確認し、脚元や歩様にも異常は見られなかったため、翌17日（土）よりウォーキングマシンでの運動を開始しました。
尾形和幸調教師からも連絡があり、トレセンの調教で気になった部分なども聞いているので、しばらくはマシン運動のみにとどめて楽をさせて、しっかりと回復したうえで騎乗へ移行したいと考えています。
詳細がなくしれ～っと流れているのでアレですが、今までの流れから考えてもこの感じは結構状態が良くない感じがします。
まぁ、外厩でなく小野町に戻してる時点でお察しではあるのですが、、、
雨の多い時期でもありますし、秋雨前線がなくなるくらいまではゆっくり休養に充ててもらいましょう。
3歳馬
・ステラディウス（2020.10.23 盛岡競馬場：橘友和厩舎 馬体重：ｰｰｰkg）
「この中間、シャドーロールを装着して15-14の時計で追い切ってみました。どうしても、伸び切るような格好になり、走りがバラバラになりますね。手先だけの前輪駆動になってしまいます。明日10/24（土）の盛岡ダ1200m戦に出走申込をしてはいたものの、あと1週間の時間をいただきたいと思います。いずれにしても、来週の10回盛岡開催前半（10/31～）では出走しますので。残された時間で再度ハミを含めた馬具の見直しをおこない、試行錯誤してみます」（橘友和調教師）
一朝一夕には矯正できるものではなさそうですね。
この状態で使ってしまっても不思議ではない中、短期間であっても少しでもいい状態でと手をかけてくれるのには非常に好感が持てます。
ただやはり岩手での残り時間を考えると、来週には使わないと期間内2勝が難しくなりますので、その辺の割り切りもきちんとされて頂いてるのはありがたいところでもあります。
まず来週きっちり勝って矯正も続けてもらえればベストですね。
・サンメディル（2020.10.23 松風馬事センター 馬体重：493kg）
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット（20秒ペース）のメニューで調整中です。先週いっぱいはウォーキングマシンの運動にとどめて様子を見ていましたが、今週から騎乗運動に移行しています。以前在厩していた時にも感じていましたが、相変わらず右前がコトコトした歩様ですね。それでも乗ってみると違和感はありませんし、フットワークに弾む感じが出てしっかりしてきましたね。このまましっかりと乗り込んで、更なる良化を促していきます」（担当者）
松風には久しぶりの在厩になりますが、久しぶりでも以前の状態をしっかり覚えていていただけるのは本当にありがたいです。
この滞在期間中に成長度や今の状態を伝えてくれるでしょうから、ある程度南関での期待値も読めると思います。
南関ですんなり一つ勝てるようなら早期の中央復帰も見えてくると思うのですが。
2歳馬
・アイルビーザワン（2020.10.23 美浦トレセン：田島俊明厩舎 馬体重：ｰｰｰkg）
「時間経過に応じて脚元を中心とした疲労も取れてきましたね。今週は坂路からダートやWコースというメニューで調整中です。レースを使ってきていますし時計をバンバン消化する必要はないでしょう。来週からペースを上げて、中三週での出走を予定しています。引き続き戸崎ジョッキーには声をかけてあり、鞍上の意向も聞きながら引き続き1300かはたまた1400かを決めるつもりです」（田島俊明調教師）
11/7-8の東京で次走予定が上がりました。
先行力を更に活かすなら千四の方が良さそうですが、相手関係を見てからでも良いかもしれません。
8日の千三だとワザモノも同日に使う予定なので、一緒に見られて良いかもしれないですけどね＾＾
いずれにしても戸崎に引き続き乗ってもらえそうなのは心強いです。
・ワザモノ（2020.10.23 美浦トレセン：尾関知人厩舎 馬体重：ｰｰｰkg）
★10/17（土）新潟・2歳新馬（芝1400m・混）黛弘人騎手 結果4着
「鞍上の黛弘人ジョッキーが、返し馬からおとなしくしていたので、気持ちが入るように工夫してくれました。ただ、ゲートの出がもうひとつで、道中の進みも良くなかったようです。その手応えの割に、直線はジワジワと渋太い脚を使って伸びてきてくれましたね。馬体的には余裕残しで造って本番に送り出しましたので、今回で心身ともにピリッとしてくればと思います。さらに実戦での前向きさが出れば、引き続きチャンスでしょう。優先出走権を活かして、このまま在厩して続戦していきます。福島芝1200m戦はワザモノにとっては忙しい印象を受けますので、中2週の11/08（日）東京・2歳未勝利（芝1400m・混）に向かいたいと考えています」（尾関知人調教師）
次走は11/8東京に。
パワーもそれなりにありそうなので、坂のある東京は良いのではないでしょうか。
鞍上はまだ出ていませんが、東京であればデビュー戦で乗る予定だったバシシューに戻るかもしれませんね。
同日のアルゼンチン共和国杯の出走馬次第ですが、そちらでの騎乗予定があればルメールという可能性もありそうです。
そうなるとかなりチャンスは大きくなると思います。
・ルムロン（2020.10.23 ノルマンディーファーム小野町 馬体重：523kg）
現在はトレッドミルで調整しています。
今週からはトレッドミルのペースを上げて多少負荷を強めていますが、両前、右飛節ともに悪化することはなく、歩様に異常も見られません。
来週以降も脚元の状態を見ながら少しずつペースアップを図っていく予定です。
状態的には横ばい。
それでもやはり騎乗運動ができる状態ではないのでまだまだ時間はかかりそうです。
超遅生まれで成長的にはこれからだとは思いますが、今から時間との戦いになるのは覚悟しておいたほうが良いのかもしれません。
・エストラテーガ（2020.10.23 松風馬事センター 馬体重：528kg）
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット（20秒ペース）のメニューで調整中です。脚元にまだ幼さが残っていますが、ゲート試験は受かっていますし、そろそろ以前よりも求めて鍛えていくつもり。背腰のトップラインを強化して、もっと下肢部を補えるような状態に導きたいと考えています。ただ、負荷を強めすぎると負担が掛かりますし難しい時期であることも確か。まだ大味なところがありますし、今は我慢の時期ですが、根気強く進めていきたいと思っています」（担当者）
細かくどこをどうするという方針はある程度出来上がってないと見えてこないところなので、そこが見えてるのは良いですね。
帰厩すればすぐ使えるような形に持っていってくれるはずなので、ヘタに戻すよりこのまま松風で鍛えてもらうほうがありがたいです＾＾
・アコルダール（2020.10.23 須藤ステーブル 馬体重：450kg）
「現在は馬場でダクとハッキングを4000mのメニューで調整中です。少しずつこちらの環境にも慣れてきて、リラックスして調教に臨めています。まだトモが弱いところがネックだと思いますが、このまま乗り込みながら鍛えていきたいところ。引き続き終いを伸ばしながらレベルアップを図っていきます」（担当者）
先週「もう少しガサがほしい」と書いたところですが、しっかり増えてきていていい感じですね。
乗り込みも継続的に行えているようですし、これなら予定通りデビューまでいけると思います。
ダノンレジェンド産駒は数は少ないながらも安定して良績を残しているので、この仔にもその波に乗ってもらいたいですね。
来週には帰厩するはずなので楽しみです。
・ユーベルント（2020.10.16 ノルマンディーファーム小野町 馬体重：451kg）
現在は馬場2周と坂路1本を16～18秒ペースのメニューで調整しています。
トモの筋肉が発達してきて全体的にも大きく見せるようになってきましたが、相変わらず右手前のキャンターはあまり長くは続かない様子。
ただ、坂路ではだんだんとハミの取り方が良くなり、クビの硬さも以前ほど目立たなくなってきています。
今後も現状メニューを継続しながら、フォームもいい形に近づけていけるよう調整を進めていきます。
能力は高そうなのに不器用なのはまちがいなさそうでヤキモキしますね＾＾；
身体は出来上がってきてると思うので、課題さえ克服できればというとこだと思いますが、、、
今日デビューした同じ昆厩舎のザベストデイ（シェイキットオフの18）が完全な適条件ではないと言われている中で5着と好走しました。
今後のスケジュールはそちらの動向にも左右される部分はあるかと思います。
先週のデアリングタクト無敗3冠戴冠に続き、明日の菊花賞ではコントレイルが無敗での3冠に挑みます。
秋華賞ではノルマンディー馬ゆえにデアリングタクトから馬券を買いましたが、基本的に単勝1倍台のド本命を負かす馬を探すのが穴党の醍醐味ですので、明日もその方向で馬券を組み立てました＾＾
皐月賞、ダービーともにヴェルトライゼンデから馬券を買っているので、今回もそうなるとは思いますが、やはりコントレイルが飛ぶのはなかなか考え難いですね＾＾；
2週続けて歴史的瞬間に立ち会えるのか今からワクワクしますが、コントレイルが飛んでデアリングタクトが年度代表馬になる夢も見たいと思う今日このごろです。
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