ノルマンディーOC 2017年産 2次募集

オープンシャッセの17 ノルマンディー

先日ノルマンディーOCから2017年産駒の2次募集馬が正式に発表されました。
今回ラインナップされたのは牡馬6頭牝馬4頭の計10頭(内、牡馬1頭は公営南関東所属)。
また、牝馬の内ニシノプロミネンスの17は40口での募集となります。
今回は、40口と地方馬を除く8頭についての所感を書いていこうと思います。
今回は(珍しいスピード感で)測尺・動画も上がっていますね^^

また、セール仕入馬に関してはそれぞれのセール時にも所感がありますので、そちらもご参照下さい。
というか、発表後のアクセス数を見たらオータムセールの記事の閲覧数がすごい数でした。
ワタクシよりも皆さんのほうが早いですねw

・オープンシャッセの17

牡 黒鹿毛 2017/5/31生
父:フリオーソ × 母:オープンシャッセ(母の父:ダンスインザダーク)
生産:青森・風ノ丘ファーム 美浦・中川公成厩舎入厩予定
募集金額:1080万(一口27000円)
体高:155.0 胸囲:177.0 管囲:20.5 体重:466
オープンシャッセの17

オープンシャッセの17

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募集No .28 オープンシャッセの17(父:フリオーソ)

がっしりとした厚みのある馬体、短くて太い首差し、四肢を長く見せるシルエットなど、父フリオーソの特徴が良く出ています。
その父は中央、地方を問わず多くの勝ち馬を輩出しており、次代を担う新鋭種牡馬として赤丸急上昇中。
父フリオーソ×母の父ダンスインザダークに現在準オープンで活躍中のテルペリオンがおり、また母系の代表馬ニシノブルームーンがタニノギムレット(その父ブライアンズタイム)の産駒であることを考えると、父系と母系の相性は間違いなく良いでしょう。
父同様、息の長い活躍を期待しています。

オータムセール購入馬。
セール時の所感にも書いてますが、地方募集のビービーバカラよりはこちらの方が狙いが明確で中央ではこちらの方がと思ってましたがその通りになりました。
落ち着きのあるゆったりした歩様で、歩様自体は悪くないと思います。
一つ勝てればダートの短いところでコツコツいけそうな感じはありますね。

・ジェルヴェーズの17

牡 栗毛 2017/2/6生
父:アイルハヴアナザー × 母:ジェルヴェーズ(母の父:メイショウサムソン)
生産:新ひだか・岡田スタッド 栗東・宮徹厩舎入厩予定
募集金額:1200万(一口30000円)
体高:161.0 胸囲:186.0 管囲:20.5 体重:496
ジェルヴェーズの17

ジェルヴェーズの17

アースライザー | 競走馬データ - netkeiba
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募集No .29 ジェルヴェーズの17(父:アイルハヴアナザー)

栗毛の馬体、額の白い星、厚みのある胸前や後肢の筋肉など、米二冠馬の父アイルハヴアナザーの特徴が良く出ています。
しかし、ダート馬特有の重苦しさなどはなく、素軽い雰囲気などは、芝で良績を残している母系の長所が反映された結果かもしれません。
フェアリーSの優勝馬である祖母ジェルミナルは、桜花賞とオークスでブエナビスタ、レッドディザイアに次ぐ3着に好走。
同世代牝馬のトップホースに数えられるほどの実力馬でした。
近親にはフランスを中心に欧州の重賞ウイナーが多数おり、紛れもない良血馬です。

母ジェルヴェーズはフェアリーS勝馬ジェルミナル×メイショウサムソンの牝馬で未勝利で3着1回。
若干重ための感じはしますが母馬の配合自体は悪くないと思います。
そこにアイルハヴアナザーで更に重めに。
それが吉と出るか凶と出るかということでしょうね。
動きは前の捌きがスムースで現状では芝でもいけそうな雰囲気はありますが、それがややアンバランスに映ります。
アイルハヴはアメリカに帰ってしまいましたので、出資できるのも残りわずか。
その辺りも加味しての検討ということになるでしょうか。

・ドゥオナーの17

牡 鹿毛 2017/4/10生
父:タニノギムレット × 母:ドゥオナー(母の父:ダンスインザダーク)
生産:新ひだか・増本良孝 栗東・新規開業厩舎入厩予定
募集金額:1160万(一口29000円)
体高:161.0 胸囲:179.0 管囲:20.0 体重:452
ドゥオナーの17

ドゥオナーの17

リングオブオナー | 競走馬データ - netkeiba
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募集No .30 ドゥオナーの17(父:タニノギムレット)

全日本2歳優駿の2着馬である半兄のシゲルコングと、当クラブの所属馬である半姉ホマレは、ともにダートに良績があるシニスターミニスター産駒。
本馬は父が日本ダービー馬であり、女傑ウオッカなどを輩出したことでも知られるトップサイアーのタニノギムレットに代わったことで、芝向きの印象を与える好馬体です。
また、先述の兄姉はそれぞれ短距離戦で勝利を獲得しましたが、本馬の伸びのあるゆったりとした馬体の作りなどを見ると、父の代表産駒に多く見られる芝1600~2400mを得意とするタイプかと思われます。

サマープレミアムセールで購入した、シゲルコング、ホマレの半弟。
セールでの落札額が700万ですから、やや抑えめの価格になりました。
問題はシニスター産駒の上記半兄姉2頭とは違い、父がギムレットになっている点。
母ドゥオナーの産駒としては父エイシンデピュティの半兄ウイングジャパンが芝で勝ち上がっていますので、純粋に繁殖能力が高いということもあるかも知れませんが、やはりどちらかと言うと明確にダートを意識した配合の方が良さそうに感じます。
歩様にも軽さを感じないので芝よりはダートだとは思うのですが、、、

・ニシノマイヒメの17

牡 黒鹿毛 2017/5/5生
父:フェノーメノ × 母:ニシノマイヒメ(母の父:フォーティナイナー)
生産:新ひだか・岡田スタッド  美浦・上原博之厩舎入厩予定
募集金額:1400万(一口35000円)
体高:153.0 胸囲:182.0 管囲:20.5 体重:454
ニシノマイヒメの17

ニシノマイヒメの17

リベリアスハート | 競走馬データ - netkeiba
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募集No .31 ニシノマイヒメの17(父:フェノーメノ)

父は天皇賞(春)を連覇したフェノーメノ、母はダート1200mで4勝を挙げたニシノマイヒメ。
実に対照的な組み合わせですが、本馬の馬体を見ると、父の特徴や雰囲気が強く出ています。
おばには桜花賞馬ニシノフラワー、いとこには京阪杯を2度制したネロ、さらに近親には来春のクラシック戦線で活躍が期待されているニシノデイジーなどもおり、母系の活躍馬は枚挙に暇がありません。
またフォーティナイナーの肌にステイゴールドと言えば、2018年の皐月賞馬エポカドーロなどがおり、配合的な相性の良さも感じられます。

ニシノフラワーの半妹にあたる母にノルマンディーでは初の募集になる新種牡馬フェノーメノの産駒になりますので、気になる人は多そうですね。
不安点は母高齢と、中央4勝地方16勝を挙げている半兄ニシノオウガイを筆頭に産駒の勝ち星が全てダートということ。
フェノーメノがダートに対応できるなら良いですが、そうでなければ、、、というところはあると思います。
歩様からは芝でもいけそうな感じはありますし、他の募集馬が全体的にボテボテの中にあって比較的シュッとしてますので、5月生まれですが始動は若干早そうかなという印象です。

・バアゼルザウバーの17

牡 鹿毛 2017/2/26生
父:エイシンフラッシュ × 母:バアゼルザウバー(母の父:シンボリクリスエス)
生産:むかわ・市川牧場  栗東・鈴木孝志厩舎入厩予定
募集金額:960万(一口24000円)
体高:156.0 胸囲:179.0 管囲:20.0 体重:468
バアゼルザウバーの17

バアゼルザウバーの17

カーヴィーレーザー | 競走馬データ - netkeiba
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募集No .32 バアゼルザウバーの17(父:エイシンフラッシュ)

胴長で均整の取れたシルエットは、グッドルッキングホースとして有名だった母の父シンボリクリスエスを彷彿。
しかも胸前やトモに良質な筋肉を携えており、父が日本ダービーと天皇賞(秋)を制したエイシンフラッシュ、おばに重賞2勝馬オールザットジャズがいる良血ぶりが窺えます。
また、シンボリクリスエスの肌にキングマンボ系種牡馬の配合といえば、現役で大活躍中のレイデオロと同じ。
2、3歳戦だけでなく、古馬になってからも成長が見込める血統背景で、芝中長距離戦を中心に息の長い活躍が期待できそうです。

門別牧場からオータムセールに出され主取りになっていた仔ですが、その後庭先で購入したのか今回の募集馬にラインナップされました。
母バアゼルザウバーは中央で6戦未勝利3着1回4着1回。
その後大井で2勝を挙げています。
本場は母7歳時の初仔になります。
胸前が大きく、それに比較してトモがやや小さい馬体は他のエイシンフラッシュ産駒と相似。
若干薄いですが馬体のバランスは今回の募集馬の中でも上位になるのではないでしょうか?
とはいえ、エイシンフラッシュ産駒は総じて馬体をよく見せる傾向にはあるので、他の産駒同様どれだけ下半身が充実してくるかを見極めたいところだと思います。

・サクラフォルトゥナの17

牝 栗毛 2017/4/4生
父:エスポワールシチー × 母:サクラフォルトゥナ(母の父:サウスヴィグラス)
生産:新冠・長浜秀昭 美浦・伊藤圭三厩舎入厩予定
募集金額:1000万(一口25000円)
体高:156.0 胸囲:184.0 管囲:20.0 体重:478
サクラフォルトゥナの17

サクラフォルトゥナの17

スペロデア | 競走馬データ - netkeiba
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募集No .33 サクラフォルトゥナの17(父:エスポワールシチー)

美しい栗毛の馬体、バランスの良い作り、逞しく発達した豊富な筋肉など、祖父ゴールドアリュール、父エスポワールシチーといったこのサイアーライン特有の個性が見られます。
しかも父エスポワールシチーはミスタープロスペクター系の繁殖牝馬と抜群の相性を誇っていますので、同系のトップサイアー・サウスヴィグラスを母の父に持つ本馬は、配合的にも注目の逸材と言えるでしょう。
おそらくダートが主戦場になると思われますが、距離は幅広くこなせる雰囲気がありますし、成長力の面でも息の長いタイプだと思います。

セール時にも書いてますが、どっちにどう転んでもダート以外は考えられない仔です^^
そういった意味では方向性も狙いもしっかりしてますので、後は好みの問題だけなのかなぁという気はします。
歩様も後肢の踏み込みがしっかりしていて、これもまたしっかりダート。
シュエットヌーベルの活躍を見抜けなかったと批判されることもある伊藤圭三師ですが、ことダートに関しては一日の長がありますし『一つ勝たせる』という部分では色々な方策を持ってる方なので良いと思います。

・スマーティコジーンの17

牝 芦毛 2017/3/27生
父:スピルバーグ × 母:スマーティコジーン(母の父:Cozzene)
生産:新ひだか・岡田スタッド 美浦・新規開業厩舎入厩予定
募集金額:840万(一口21000円)
体高:158.0 胸囲:178.0 管囲:20.0 体重:426
スマーティコジーンの17

スマーティコジーンの17

ソティラス | 競走馬データ - netkeiba
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募集No .34 スマーティコジーンの17(父:スピルバーグ)

芦毛の馬体に象徴されるように、母スマーティコジーン及び母の父コジーンの特徴が強く出ています。
コジーンは父として欧米や日本で多くのG1馬を輩出した世界的名種牡馬。
また母の父としても世界各地でG1馬を送り出しており、総じて芝の活躍馬が多いことが特徴です。
また本馬の母系にはジェネラス、ブラッシンググルーム、ヴェイグリーノーブルといった一流種牡馬の血が内包されており、これに天皇賞馬スピルバーグを通じて、ディープインパクトの血を注入。
芝の瞬発力勝負で真価を発揮するタイプになりそうです。

先日南関~高知で3勝目を挙げ中央復帰を決めたクラブ馬アーネストホープの半妹です。
父がコンデュイットからディープ直仔のスピルバーグに変わったことで血統的にはやや軽さが出ました。
毛色からは母系の影響のほうが強そうではあるので、いずれにしても適性は長めに出るのかなと思います。
ゆったりとした歩様には見えますが、前進気鋭はありそうでバランスも悪くありません。
牧雄氏は「スマーティコジーンからはいずれ必ず走る仔が出るはず」と言ってますので、価格帯からも検討の余地はあるのかなぁと思います。

・マイネホコモモラの17

牝 青鹿毛 2017/2/11生
父:スクリーンヒーロー × 母:マイネホコモモラ(母の父:ロージズインメイ)
生産:新ひだか・岡田スタッド 美浦・牧光二厩舎入厩予定
募集金額:1360万(一口34000円)
体高:153.0 胸囲:175.0 管囲:20.0 体重:430
マイネホコモモラの17

マイネホコモモラの17

ミーハディビーナ | 競走馬データ - netkeiba
ミーハディビーナの競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬、騎手・調教師・馬主・生産者の全データがご覧いただけます。
募集No .35 マイネホコモモラの17(父:スクリーンヒーロー)

父スクリーンヒーローはモーリス、ゴールドアクターといった大物を輩出する人気種牡馬で、馬場、距離を問わず、様々なカテゴリーでオープン馬を輩出。
多岐にわたる活躍ぶりは、母系の長所も引き出している結果と思われます。
現に本馬も漆黒の美しい馬体、ボリューム感のある腹回りなど、母の父ロージズインメイの特徴を感じます。
さらに近親にはオークス馬シャダイアイバー、名マイラーのエアジハード、ステイヤーズSでテイエムオペラオーを破ったペインテドブラックなどが存在。
名門の底力も期待できる良血馬です。

ロージズインメイ牝馬マイネホコモモラの初仔。
母マイネホコモモラは中央1勝、地方6勝。
中央では芝で勝ち上がりましたが、ロージズ産駒ということもあってダート適性も高かったようです。
牝系はノーザンテースト~アンバーシャダイのやや古めかしくなった系統ですが、スクリーンヒーローもノーザンテースト~ダイナアクトレスの牝系ですので、本馬にはノーザンテースト4×4というちょっと懐かしい感じの牝系クロスがあります。
歩様はストライドも大きめで好印象ですが、若干気難しさが感じられます。
個人的には血統からくるイメージと馬体・歩様から感じるイメージが乖離していて、それが良いのか悪いのか判断が難しいと感じています。
しばらく様子見してどこかでガラッとイメージが変わるようならおもしろいかなと思います。

 

まとめ

今回の募集馬に関しては岡スタ産の値付けがやや強気のように感じます。
その分、セール馬に関しては抑えめな気はします。
原価が明確なものとそうでないものをわかりやすく分けちゃったなと^^;
また、動画の歩様から受ける印象はほぼほぼダートですが、血統構成や配合の狙いは芝の仔も多く、その辺でアンバランスに感じる仔もそれなりに。
ただそこに関してはワタクシの知識の浅はかな思い込みによる部分もあるでしょうから、やはりここからじっくり成長を追っていかなきゃいけないですし、その分難易度は高いのかなと思います。

その中では狙いも現時点での出方も明確なサクラフォルトゥナはサクラ牝系にノスタルジーを感じるところもあって、今のところは前向きに検討したいかなと思っています。
フェノーメノ産駒、スピルバーグ産駒も気になりますが、どちらも現状どっちつかずな印象ですのでしばらく時間をかけて見極められたらなと言ったところでしょうか。

またまたまたまた毎度のことながら、ワタクシ、相馬眼やら馬体を評価するような深い知識は持ち合わせておりませんので、あくまで個人の所感ということでよしなにお願い致しますm(_ _)m

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