2019 セプテンバーセール

ノルマンディー

話は前後しますが、1次募集を控えた先週9/17-18の二日間で、今年新設された1歳馬の競り市『セプテンバーセール』が開催されました。
昨年はサマーセール初日を『サマープレミアム』としてワンランク上の位置づけとしましたが、今年は通常通りの開催。
その上で2日間のセプテンバーセールを新設し、販売機会の底上げを図ったものと考えられます。
これが来年続くのかどうかは今年の売上にかかっていると思いますが、2日間トータルで売上1,479,500,000円(税別)、売却率は73.8%とある程度の成功を収めたと言えるのではないでしょうか。
ノルマンディーも5頭落札。
1次募集が始まったばかりではありますが、今回、募集にかからなかったサマーセール落札馬と今回落札された馬が2次募集以降の主力になると思いますので、今回も忘備録としてまとめておきます。

 
 

落札馬

・マイディアソング2018(父:ディスクリートキャット 母父:ディープインパクト 牝 鹿毛 落札価格864万円)

マイディアソング2018

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マイディアソングの2018の競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬、騎手・調教師・馬主・生産者の全データがご覧いただけます。
2019北海道セプテンバーセール 1日目 生中継

母マイディアソングはデビューが遅れ3歳6月にデビューしますが、デビュー後は順調に使われ続け未勝利終了直前の9月に5戦目で未勝利脱出。
昇級2戦目で500万下を勝ち上がるなど3勝し繁殖入り。
ディープ牝馬ではありますが、ダート短距離に良績が集まっています。
本馬は10歳時の4番仔で、2世代上の半姉ディザイアソングが先日福島芝1,200藤田菜七子鞍上で未勝利脱出、すぐ上の半兄アメージングランも栗東・牧田和弥厩舎からまもなくデビュー予定です。
母系からはダートに出そうですが、勝ち上がったディザイアソングはハービンジャー産駒。
多少パワーのある種牡馬が合いそうではありますが、完全なパワー型であるディスクリートキャットになるとどうなるのか全くわかりません^^;
馬体のバランスは良いですし脚元も特に問題はなさそうなので、丈夫でコンスタントにコツコツ走ってくれそうな気はします。
1勝できれば長く楽しめそうですが、その1勝を手繰り寄せることができるかどうかは今後の成長次第といったところでしょうか。

 
 
・メイショウアオバ2018(父:ダノンシャーク 母父:メイショウドトウ 牝 鹿毛 落札価格162万円)

メイショウアオバ2018

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No.382 メイショウアオバ2018

2018年産が初年度産駒になるダノンシャーク×メイショウドトウというニヤニヤしかない仔を激安で落札しました。
母メイショウアオバは今はなき旭川で2歳フレッシュチャレンジでデビュー勝ちした1戦のみで引退。
本馬は12歳時4番仔で、デビュー済みの上2頭はいずれも地方ではありますが勝ち星を挙げています。
落札価格から見ても、本馬も募集されるなら地方馬としての募集になるのではないかと思いますが、せっかくのレア血統でもありますし、クラブの現状を考えると他の日高系クラブにあるような『無料募集馬』として中央募集してみても面白いのではないかと思います^^
ただ、現状では早生まれで体高はそこそこありながらも全体的に筋量が乏しくまだ馬体に幼さを残していますし、歩様も前後がバラバラで安定していません。
2次募集というより3次以降での募集になってくるのかなという感じですね。

 
 
・ユメザンマイ2018(父:バトルプラン 母父:フジキセキ 牡 鹿毛 落札価格475.2万円)

ユメザンマイ2018

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2019北海道セプテンバーセール 2日目 生中継

エンパイアメーカーは過去に何頭かいますが、バトルプラン産駒は募集されればノルマンディー初になるんじゃないですかね。
血統表を眺めるといたるところにミスプロがあるのが(5×4×4)特に目につきます。
他にも数多くクロスが内包されていて、かなり狙った配合なのがわかります。
全姉カナールクインは川崎で1勝、門別でデビューし重賞フローラルカップ勝ち~中央転入した半姉スズカユース(父:スズカコーズウェイ)は先日1勝クラスで中央初勝利を挙げました。
母自身が地方で活躍したこともあるからか、一貫してダート種牡馬を配合されていて実験的ではありますが狙いが見えているのでわかりやすいですね。
ちょっとうるさそうなところはありますが、上記メイショウアオバとサイズ的にはほぼ変わらないもののこちらの方が若干アカ抜けていて見栄えはします。
成長次第にはなりますが、興味を持つ人は多くなる仔かもしれませんね。

 
 
・ギタートウショウ2018(父:シニスターミニスター 母父:アグネスデジタル 牡 鹿毛 落札価格540万円)

ギタートウショウ2018

ギタートウショウの2018 | 競走馬データ - netkeiba
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2019北海道セプテンバーセール 2日目 生中継

2015年産のホマレ、ラクシュミー以来久々になるシニミニ産駒。
ホマレの活躍でノルマンディーとは相性が良さそうなイメージのあるシニミニ産駒ですが、実はホマレ以外は勝ち上がれていません。
ホマレも含めて活躍しているシニミニ産駒は母系にサンデーがいるかもしくはミスプロのクロスがあるケースが多いです。
本馬はその両方を満たしていて、現在オープン入り目前のグローリーグローリなどに近い血統構成ですね。
またシニミニ×アグネスデジタルには準オープン鎌倉Sを勝って先ごろ障害転向したメイショウボンロクなどがいます。
本馬はシニミニ産駒の成功例をなぞっていると考えられ、ホマレ以来の勝ち上がりが期待できると言えそうです。
もう少しトモに肉がほしいところはありますが、しっかり実の詰まった馬体をしていてこれからいい馬体になりそう。
上記2頭に比べると血統的な物珍しさはありませんが、楽しみな一頭です。

 
 
・シンメイミヤビ2018(父:スクリーンヒーロー 母父:Langfuhr 牝 黒鹿毛 落札価格583.2万円)

シンメイミヤビ2018

シンメイミヤビの2018 | 競走馬データ - netkeiba
シンメイミヤビの2018の競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬、騎手・調教師・馬主・生産者の全データがご覧いただけます。
シンメイミヤビ2018

安定のスクヒ産駒。
母シンメイミヤビはラングフール産駒で、ラングフールはLawyer Ronの父として有名である他、アポロケンタッキーの父やリエノテソーロのBMSとして日本でも活躍馬を出しています。
1つ下の半弟に東京新聞杯2着馬キングストリートがいて、血統的な下地は十分ありそうです。
本馬は母13歳時5番仔で、兄姉に中央勝ち馬はいませんが上記の通り血統的な下地はあるので、父がスクリーンヒーローに変わることで期待値も多少変わってくるかと思います。
というのも、御存知の通り、ここまでのノルマンディーとスクリーンヒーローの相性は極めて良く、母系もタイプを問いません。
現時点ではスクリーンヒーロー産駒がノルマンディーの方針と上手く合致している感じがします。
馬体もスクリーンヒーロー産駒らしく雄大さを感じさせる馬体ですし、歩様もストライドが多く1歳のこの時期にしてはしっかりしています。
価格帯的にも1200万前後の手軽なところで出てきそうですので、募集されれば要チェックになるのかなと思います。

 
 
 
ちょうど今年度の募集が始まったばかりところで2次募集以降になど到底頭は回らないところですが、募集が始まったあとでセール落札馬を見ていくと、やはり今年のセールはただ安いからとか売れそうな血統だからというだけではなく、コンセプトをしっかり持って落札しているのが見て取れます。
1次募集馬を見ても、セール落札馬は今年は例年以上にきちんと吟味してリストに入れてるようですし、今回セプテンバーセールで落札された仔もリストに入ってくればどの仔もある程度検討の余地はありそうに思います。
とはいえ、やはり現状では1次募集に集中したいところではありますね^^

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