サンメディル門別へ

チーム近況
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先日の未勝利戦で13着と大敗に終わったサンメディル。
本日、ノルマンディーOC公式サイトに臨時更新が上がり、ホッカイドウ競馬への転出が発表されました。

サンメディル臨時更新

・サンメディル(2020.8.12 ノルマンディーファーム小野町 馬体重:ーーーkg)

★8/09(日)新潟・3歳未勝利(ダ1800m・混)川又賢治騎手 結果13着

これまでの戦歴および現状を踏まえ、石坂公一調教師と協議をおこなった結果、ここで中央競馬登録を抹消して地方競馬に移籍することとなりました。
本日12日(水)に福島県・ノルマンディーファーム小野町に移動しており、この後はホッカイドウ競馬から始動し、今年度の開催期間中を一つの目処として採算性等を考慮した運用継続(規定の条件を満たした際のJRA再登録を含む)をおこないます。

「まだ全体的に緩さが残っている現状ではあっても、調教では水準以上の時計で走れています。そういった見どころある面はたくさん持っている馬なのに、実戦に行くとまったく力を発揮できていない。その原因として気性面、気持ちの部分が大きく影響しているように思えます。揉まれ弱さを抱えているため、お預かりしてからの3戦は先手を奪うことに固執して鞍上に指示を出していましたが、たとえば後方から運んで脚を使う競馬でもいいはずですし、より強制力の強い馬具を試すなどキッカケひとつで変わる可能性は十分感じられる。期待馬を依頼していただいたにも関わらず、結果を出すことができずに大変申し訳なく思っています」(石坂公一調教師)

前走の敗退でこの先の中央出走は難しかったことから地方転出or障害入りの2者択一であろうとは思われましたが、門別を選択したのは少し意外でした。
現状では右回りに不安もあるため、地方転出であれば南関か岩手(盛岡)になるのですが、南関は転出条件に足らず岩手も北海道同様シーズンがあるので、同じ条件ならば賞金の高い北海道でということかと思います。
北海道は今年度の開催は11/5まで。
サンメディルは現在小野町に移動してますので、移籍後の使い出しが9月に入ってからだとすると実質2ヶ月の間に2勝を挙げて中央復帰をするということがファンド継続の条件になります。
能力的には十分通用すると思いますが、現実的には連勝あるいは3戦2勝くらいでいかなければならないと考えるとハードルは高いです。
岩手であれば盛岡が11月水沢だと12月まで開催されるので、盛岡の左回りも考慮に加えると若干ハードルは下がるとは思いますが、この程度のハードルを超えられないようなら中央復帰など話にならんということなのかもしれません。
いずれにしても、ここまで6戦して良馬場での競馬が2戦しかないなどツキもないところはありました。
まだまだ本来の力を発揮できないと思いますし、見限るのは時期尚早。
脚抜きの良い馬場が不得手ということもあるので地方の深い砂は向いているかもしれません。
ここで一旦運廻りもリセットして、最短で中央復帰を決めてもらいたいと思います。

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