どうなる3歳馬

20190713 函館7R レイヴンキング チーム近況
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今週の結果

今週はレイヴンキング、アーブルルージュの勝ち上がりに近いはずの2頭が出走。
ところが終わってみれば2頭共にまさかの大敗。
レイヴンキングに至っては鼻出血のおまけ付き。。。
5頭いる我チーム3歳馬ですが、ここまで未だ勝ち上がりゼロの非常事態。
非常に切迫した状態になってきました。

ノルマンディーOC公式サイトに上がったレース後コメント。

・レイヴンキング(2019.7.13 函館競馬場 馬体重:508kg)

★7/13(土)函館・3歳未勝利(芝2600m・混)横山武史騎手 結果9着

「今日は外から行く馬がいたので、福島で2着した時のイメージで乗りました。逃げ馬の手応えから、3コーナーで交わして先頭に立てるなと思ったのですが、ジリジリとしか反応してくれなかったです。本当なら、あそこでセーフティーリードを広げたかったです」(横山武史騎手)

※「鼻出血による出走制限」のため、令和元年8月13日まで出走できません。

出資者とは関係ないこれまでのレイヴンキングさんのレースだけをみて逃げ馬だと思って馬券を買った人は武史の騎乗に対して不満を漏らしている人が多かったようですが、レイヴンさんをずっと見てきている我々出資者としては今回の騎乗には文句がなかったと思います。
むしろ今までの乗り方の中では一番戦前からのイメージ通りに騎乗できてると思いますし、完全に勝ちにいっての結果なので仕方ないです。
今回は力負けだったということでしょう。
レース後に鼻出血を発症していたことがわかりました。
その影響もあって息も持たなかったのかもしれません。
これで1ヶ月間の出走制限。
残りワンチャンスになってしまいました。
どこでどう使うのか、選択が非常に難しくなってしまいましたが、まずは無事にレースに出られるようしっかり養生してもらいたいと思います。

 
 
・アーブルルージュ(2019.7.14 福島競馬場 馬体重:442kg)

★7/14(日)福島・3歳未勝利(芝2000m・牝)菊沢一樹騎手 結果7着

「体調は良さそうだったし、最後まで頑張ってくれているのですが…。重馬場のうえ馬場の内側が荒れていて、最内枠がアダになってしまいました。スタートが良かったので外に進路を取り、なるべく馬場のいいところを選んで走ったのですが、かえってスタミナをロスすることになってしまったのでしょう。入着して次につなげることが出来ず、申し訳ありません」(菊沢一樹騎手)

馬体も気配も抜群で、時間をかけてじっくりここを目標に仕上げてきた菊沢師はさすがと思わせるデキ。
初めてスタートもきっちり出ることができました。
結果論になりますが、今の福島の馬場状態などを考えるとそのまま出してしまっても良かったかもしれません。
次のレースで丸山JK騎乗の1枠1番トミケンルーアが勝ちましたが、そのライン取りと比べると一目瞭然、残念ながら一番通ってはダメだったラインのような気がします。
3戦連続で5着で次もう一回と思っていた最後の最後に交わされまさかの7着。
もう使えるところで使っていくしかありません。
新潟なら末脚も活きるはず。
まずは中一週で新潟開幕週の7/27の2000に使う心づもりでいかないといけないような気がします。

 
 
 

愛馬近況更新(2019.7.12)

今週もノルマンディーOC公式サイトにて近況が更新されました。

5歳馬

・シュエットヌーベル(2019.7.12 函館競馬場 馬体重:ーーーkg)

★7/06(土)函館・噴火湾特別(芝1200m・混)藤岡康太騎手 結果2着

「頭数や枠順を考慮し、前へ出して行ったのはジョッキーの好判断でしたね。勝ち馬とはアタマ差でしたので、あそこまで粘ってくれたのなら勝ちたかったのですが、最後も良く食い下がっていたと思います。レースによるダメージもありませんし、ここは再度中1週で来週のハンデ戦に向かいましょう。鞍上は引き続き康太騎手に依頼しています」(羽月友彦調教師)

やはり連闘はありませんでした。
来週の潮騒特別に特別登録されましたが、さすがに今回は頭数も揃いそうです。
鞍上は既に前走に引き続き藤岡康太を確保。
前走は2着とはいえ少頭数でのものなので、ハンデも53くらいで収まってくれると良いなと思ってますがどうでしょうか。

 
 
 

3歳馬

・フェアリースキップ(2019.7.12 NSR 馬体重:418kg)

「現在は屋外ダートコースでダクとキャンターを3000m(17秒ペース)のメニューで調整中です。到着時は馬体は傷んでいないものの、体がかなり細くなっていました。ただ、時間もあまりないのですぐに騎乗運動を開始。乗り込みながら体重が増えてきて、いい感じで進められています。飼い葉食いが良好で、毛艶も良くなってきたので、このまま体をフックラさせながら進めていきたいと思います」(担当者)

状況的には厳しいことにはかわりありませんが、馬そのものは順調に回復しているようなのです。
ここまで厳しい状況ながら最後まで諦めずに戦ってくれている林厩舎に託すしかないですし、そのためにもNSRの皆さんには万全の状態で戻していただきたいと思っておりますm(_ _)m

 
 
・ラヴィブリランテ(2019.7.12 ブルーステーブル 馬体重:ーーーkg)

「現在はダートコースでダクとキャンターを1600m、坂路2本(20秒ペース)のメニューで調整中です。前走で酷い馬場の中を走った影響で、背腰にかなり疲れが溜まっていました。皮膚病も出ていましたし、体調面もあまり良くないんでしょうね。まずはケアをしながら、体を戻すことを重点に置いて進めていきたいと思います」(担当者)

転厩という形にはなりましたが、この仔に関しては引き続き黙って見守ります。
想いは帰厩後に陣営のコメントを見た上で書いていこうと思います。

 
 
・ガルラバン(2019.7.12 ブルーステーブル 馬体重:ーーーkg)

★7/06(土)福島 3歳未勝利(ダ1700m)野中悠太郎騎手 結果11着
今後は美浦近郊のブルーステーブルで調整を進めることになり、本日12日(金)に移動しました。

「3コーナーから上がっていった脚は見所がありましたが、直線では止まってしまいましたね。使える脚が短いのはジョッキーにも伝えていましたが、あの位置でじっとしていて最後の脚に賭けても勝負は決してしまっていたでしょうし、仕方ないと思います。レース後はさすがに背中から腰にかけて疲れが出てきた印象。残り時間を考えると悠長なことは言ってられないのですが、一旦一息入れたい気持ちがありました。ただ、ここで育成場に出して緩ませてしまうと、ガタっと来てしまう可能性があるので、レース後はしっかりと状態を確認していました。場合によってはこのまま在厩で進めていくのも手かなと考えていましたが、昨日乗ったところ思った以上に回復していて、これであれば外で調整しても問題ないレベルかなと感じました。ここまでいろんな条件を試してきましたが、レースぶりを見ると未勝利戦が終了するまでに勝ち負けするのは難しいとも思える現状。ただ、使いながら徐々に良くなってきている感じはするので、もどかしい気持ちもあるんですよね。ワンペースですが一定のリズムでずっと走れるガルラバンには障害競走が向いているのではないかと考えていたので、適性があるかどうかを掴むために練習をしてもらおうと思います。練習によって腰も鍛えられますし、マイナスにはならないので何とかガルラバンの可能性を見出したいと考えています。障害練習によりガラッと変わる馬もいるので、そういう効果にも期待をしています」(小西一男調教師)

初入厩からここまでずっと在厩で過ごしてきたガルラバンもついに外厩へ。
入厩前にはこれまでのクラブ馬での経緯など見て、不安も感じていた小西師ではありましたが、ガルラバンについては本当にできる限りのことをしてくれていると思っています。
さすがに勝ち上がりに関してはほぼギブアップということになりましたが、まだ障害に一縷の可能性を見出そうとしてくれてる辺りはありがたく思います。
成績的にはそのまま入障というのもなかなか難しいとは思いますが、それでもやってくれるということであればガルラバンにも何とか応えてほしいですね。

 
 
 

2歳馬

・ウィルビーハッピー(2019.7.12 ノルマンディーファーム小野町 馬体重:471kg)

現在は馬場3周と坂路1本もしくは馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整しています。
追い切りは4ハロン55秒くらいまで進んでいますが、まだトモがパンとしていない分、左肩から内々へ切り込んでしまうところが思うように変わってきません。
そのため、今週からは周回コース主体の日を設けて、フォームを整える調教を織り交ぜていくことにしました。
平坦コースだと体を真っすぐ向けてもまだ我慢が利くので、この状態でジワジワと固めていければと考えています。

色々と手を替え品を替えやっていかなきゃならんというところがハービンジャーの難しさを物語ってますね^^;
それでこねくり回してダメにしてしまうケースもあるのかなという気もしますが、何もしないわけにもいかないですし、小野町の皆さんには探り探りやってもらうしかないですよね^^
どこかで上手くバシーンとハマってガラッと変わる日が来るような気もしますので、がんばってください!

 
 
・ブレイディングゴールドリングの17(2019.7.12 ノルマンディーファーム小野町 馬体重:466kg)

現在は馬場3周(上限25秒ペース)のメニューで調整しています。
6月8日(土)に成田空港検疫所からこちらへ移動してきました。
その後はトレッドミルで立ち上げ、下旬より騎乗を開始しています。
セール後は楽をさせていたようで、最初のうちはかなりハミにモタれて走っていましたが、徐々に解消されてきました。
乗りながら体もしっかりしてきた印象を受けます。
ただ、休んでいた分、体力的にも精神的にも持久力が足りず、騎乗者が常に促しながら走らせている状態。
もっと前向きさが出てきて欲しいですし、筋力強化も図りたいところですが、着地検疫(到着後3ヶ月は他の施設へ移動不可)が明けるのが9月上旬となり、トレセンへの入厩は早くてもそれ以降になるため、こちらでジックリ時間を掛けて乗り込んでいく考えです。
なお、先週末に菊沢隆徳調教師が来場し、馬体と歩様のチェックをおこなっています。

昨日の記事から話は前後しますが、この仔も既に小野町組ということで、他の4次募集馬に先駆けて毎週の更新が始まっています。
さしあたってはまだ2ヶ月ほど余裕があるので、じっくり乗り込んでセール時くらいの状態まで戻す事が先決でしょう。
トレーニングセール出身馬に関しては、どうしてもセールに向けたメイチの仕上げからの反動があるのは仕方ないので、重要なのはそのリカバーになります。
馬個々の素養もあるでしょうが、なんとか2ヶ月でいい方向に進んでほしいところです。

 
 
 
今週の結果や各近況をみても、3歳馬にはかなり厳しい現実が突きつけられています。
それでも一発でもハマれば大逆転できる世界ですし、ワタクシもまだまだ諦めるつもりはありません。
最後の最後まで一緒に戦って、1頭でも多く歓喜の雄叫びを上げたいと思っています。

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