「今度こそ」と「崖っぷち」

出走情報
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今週末は18日(土)福島1R レイヴンキング、19日(日)函館6R ウィルビーハッピーの2頭が出走確定しました。
レイヴンさんにとっては『今度こそ』の一戦、ウィルビーさんにとってはラストチャンス(?)の崖っぷちの一戦になります。

ノルマンディーOC公式サイトに上がった近況です。

・レイヴンキング

☆7/18(土)福島・障害3歳上未勝利(芝2770m・混)伴啓太騎手

15日(水)にWコースで5ハロン69.3-53.6-39.5-12.2を単走で馬ナリに追い切りました。
「追い切りから伴騎手に依頼し、レイヴンの感触を確かめてもらいました。『乗り味がとてもいいし、ゆったりした走りでスタミナもありそう。折り合いに関しても問題なかったです』と本人からのコメントも上々。中一週での競馬になりますが、状態は変わらず維持できています。詰めの甘さというのが課題ではあるものの、飛越が安定していますし、前々に付けられる先行力も持ち合わせている。積極的に運ぶ競馬で押し切りを狙いたいと思います」(尾形和幸調教師)

今回、石神JKはストレイライトランに騎乗するため乗れません。
代わりに白羽の矢が立ったのが伴啓太。
追い切りでも騎乗してますし、レクチャーはしっかり受けてると思います。
障害名手からの乗り替わりは不安もありますが、若い騎手のほうがちゃんと指示通り乗ってくれると思いますので、そういった面では今のレイヴンさんにとってはプラスかもしれません。
今回は2770m(公式さん間違ってますよ~)ですが、2750mを物差しで考えれば、持ち時計はNo1(のはず)です。
持ち時計通りに走ってくれれば、あとは立ち回り一つなので今回こそはしっかり前目で進めて粘り込む形のレースを。
中一週の強行軍になりますが、ここを逃すとしばらく適鞍がありません。
体質面がどのくらい改善されているのか不安もありますが、ここは最大の勝負処になると思います。

 
 
・ウィルビーハッピー

☆7/19(日)函館・3歳未勝利(芝2600m・混)大野拓弥騎手

15日(水)に函館競馬場のWコースで5ハロン68.6-53.3-39.0-13.4を単走で馬ナリに追い切りました。
「大野には昨日の追い切りで跨ってもらいましたが、『以前より力まずに走れていて、だいぶ折り合いが付きやすくなってきた』と精神面の成長を褒めていましたよ。調子も徐々に上がってきていますし、あとは洋芝適性とこの距離がウィルビーに向いているかどうかだけでしょう。ポジションにはこだわりませんが、四角先頭くらいのイメージで積極的に乗ってもらいます」(奥村武調教師)

紆余曲折ありながらようやくたどり着いた洋芝・長距離。
同じハービンジャー、同じ奥村(別人)のゴールデンスターズが人気の一角を占めることになりますし、ハービンジャー×アグネスタキオンはワセダインブルーやゴットフルールのきょうだいを筆頭に2600も洋芝も実績を残しています。
奥村師的にはやはり納得いってない感も見え隠れしますが、やはりダートのマイル前後に比べればこの条件の方が適していると思わざるを得ません。
もしこの条件でもダメならば大半の出資者は諦めもつくでしょう。
そして、奥村師の立場になって考えると、今回の紆余曲折で気持ちが切れていてもおかしくないと思います。
この後札幌でも同条件は組まれていますが、例年であれば少頭数になるはずのこの条件でも今回は除外馬が出るほど変則開催のしわ寄せが来てますので、次も走れる保証はありません。
そういった部分を総合して推測すると、勝っても負けてもこれが奥村厩舎でのラストランとなる可能性は高いのではないかと思っています。
おそらく今回の鞍上・大野もクラブ側からの指名だと思いますので、ここは勝ちきらなければならない崖っぷちです。

 
 
 
今週はどちらも期待と不安が入り交じり、非常に力が入る戦いです。
実は今、ここに来てもう一頭くらい2歳馬に出資したくなってるので(まだ何かは全然決めてないですよw)ここでしっかり勝ちきって気持ちよくポチらせてほしいです^^

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