愛馬近況更新(2020.11.27-30)

チーム近況
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先週末ノルマンディーOC公式サイトに上がった近況です。
ステラディウスの出走がスライドになり、先週も我チームは出走がありませんでしたが、アコルダールが帰厩しユーベルントが初入厩と、なんとかまだ年内の出走も残っていそうです。
今年も残り1ヶ月となりましたが、少しでも多くレースを見られると良いなと思っています。
また、本日月末につき1歳馬の更新もありました。

6歳馬

・シュエットヌーベル(2020.11.27 ブルーステーブル 馬体重:480kg)

「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターで4000m(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。速いところこそ消化していませんが、長めのところをじっくりと乗り込んで態勢を整えてきました。明日28日(土)の帰厩が決まりましたが、いい状態で送り出せそう。トレセンで仕上げに入ってもらうよう、小西調教師には伝えてあります」(担当者)

無事なら帰厩してるはずです。
特に大きな問題はなく次走に向かえると思います。

 
 
 

4歳馬

・レイヴンキング(2020.11.27 ノルマンディーファーム小野町 馬体重:550kg)

現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。
今週も周回コースをダクで長めに乗ったあと、坂路を1本上がっています。
騎乗後は念のため脚元に水冷とレーザーでのケアを継続しており、わずかにある熱感が抜けてくればペースアップを図る予定です。
トレセンでも調教は坂路主体とのことでしたので、こちらでも負荷を掛けるのは坂路メインと考えています。

一旦走り始めるとタフに続戦は効くものの、いったんトラブると長引くのはそういう体質なのかもしれませんね。
いずれにしても先週もあったように次は年明けでしょうから、じっくり脚元を固めてほしいと思います。

 
 
 

3歳馬

・ステラディウス(2020.11.27 盛岡競馬場:橘友和厩舎 馬体重:ーーーkg)

「先週の段階では、前走から中1週で今週の7回水沢開催前半(11/29~)での出走をと考えていたのですが、週明けから牝馬特有のカリカリとしている姿が目立つようになりました。リラックスして本番を迎えて、力をしっかりと発揮して欲しいとの考えから、調整のペースを落として、少し抜いてあげたいと思います。引き続き7回水沢開催後半(12/06~)を目標にしますが、中間の調教進度によっては、8回水沢開催(12/13~)にスライドしましょう」(橘友和調教師)

今日の水沢開催に登録されてましたがスライドになりました。
前回、前々回もそうですが、橘師からはとにかく勝たせようという気概が伝わってきますので、ありがたいですし、岩手にいる間は全面的に信頼しておまかせで良いと思っています。
一応来週も登録はするようですが、納得のいく形で使ってもらえれば良いと思います。

 
 
・サンメディル(2020.11.27 松風馬事センター 馬体重:504kg)

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。しっかりとした調教を積み重ねられていますし、状態は申し分ありません。来週の船橋開催後に入厩となる予定なので、このまま蓄積度合いを高めていきたいところ。この状態でバトンタッチできるよう、気を引き締めて進めていきます」(担当者)

12/4までが船橋開催ですので、その後の入厩になるようですね。
そうなると、年明け最初の川崎開催でつかうか、1/11~の船橋まで待つかのどちらかになるかと思います。
ほんの僅かですが、状態によっては年内の浦和はあるかもしれませんが、、、
状態はかなり良さそうなので、良いうちに使えると良いですね。

 
 
 

2歳馬

・アイルビーザワン(2020.11.27 吉澤ステーブルEAST 馬体重:488kg)

「現在は内馬場でダクとハッキングを2400mの後、外馬場でキャンターを2000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。先週末から軽めに乗り始め、今週から調教量を増やして進めています。今のところ反動などもありませんし、田島調教師からは年明けの中山開催で使いたいと言われているので、それに向けて態勢を整えていきたいと考えています」(担当者)

次走予定が更新されて、年明け中山となってました。
心身ともにもう少し成長があったほうが良いと思うので、ここで少し腰を据えて成長を促す感じになればと思います。
暖かくなってくる頃には勝ち上がってると良いんですがね^^

 
 
・ワザモノ(2020.11.27 須藤ステーブル 馬体重:518kg)

「現在は馬場でダクとハッキングを4000mのメニューで調整中です。大きな疲れも見られなかったことから、すぐに騎乗運動を開始し、長めに乗り込んでいます。体調面も良さそうで、体重が増えすぎないように注意しているところ。入場後1週間で体重が15kg程増えましたが、その後は大きな増加なくきています。尾関調教師からは、『今週末か来週にはトレセンに戻します』と言われています」(担当者)

先週の感じだとダメージが残ってたかのような感じでしたが、特に大きなダメージもなくリフレッシュ程度で戻すようですね。
これならば年内にもう一戦ということになりそう。
次にもう一つ勝てれば、年明け初日のジュニアカップなど選択肢もかなり拡がりますので、まずは一度使って現時点での能力値を図れればと思います。

 
 
・ルムロン(2020.11.27 ノルマンディーファーム小野町 馬体重:537kg)

現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。
右飛節に関しては変わりなく安定していますが、今週は一旦トレッドミルを控えて、マシン運動のみで様子見しています。
まだ多少の熱感が残っている状態ではありますが、トレッドミルでの運動が飛節に影響していないようなので、来週以降はやや強度を上げてトレッドミルを再開しようと考えています。

いよいよ残るは本馬1頭になりました。
JRAから2021年度の番組が発表され、来年度に関しては正式に3歳新馬戦が残ることになりました。
2/21が最後の新馬戦になりますので、なんとかそこまでに間に合えば良いなと思います。

 
 
・エストラテーガ(2020.11.27 松風馬事センター 馬体重:524kg)

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も脚元は落ち着いていて、いい乗り込みができています。まだ大味なところはありますが、緩さを払拭するための調教はしっかりおこなっています。引き続き障害用角馬場でフラットワークもおこなっていますし、このまま体力強化を図っていきます」(担当者)

体重戻しましたね^^;
それでも運動量は増えていってるようですし、再入厩時にはいい形になってるはずです。
もうしばらく松風さんおまかせで^^

 
 
・アコルダール(2020.11.27 美浦トレセン:菊沢隆徳厩舎 馬体重:ーーーkg)

須藤ステーブルで調整され、先週21日(土)に帰厩しました。

26日(木)にWコースで5ハロンから併せ、73.3-57.7-42.9-13.5を馬ナリに追い切りました。
「昨日は自分が跨りましたが、馬場入りからけっこう煩いですね。母父のステイゴールドが色濃く出ているのかもしれません。ただ、追い切った後でも元気よく煩さを見せていたので、前回に比べて体力面はだいぶ付いてきたのではないでしょうか。12/19(土)中山・2歳新馬(ダ1200m)から投票していくつもりで進めていきます」(菊沢隆徳調教師)

前述の通り、無事に帰厩し既に時計も出しています。
体力面に関してはもうある程度のところにはきているようですし、次走予定が挙がったことからも前回より確実に馬は変わってきてると思います。
ダノンレジェンド産駒も好調ですし、メンバー次第では初戦からいけそうな気はしてます。
後は菊沢厩舎なので、鞍上である程度期待値は見えてくるのかなと思います。

 
 
・ユーベルント(2020.11.27 栗東トレセン:昆貢厩舎 馬体重:ーーーkg)

ノルマンディーファーム小野町で調整され、26日(木)に栗東・昆貢厩舎に入厩しました。

「今朝からさっそく坂路コースに入れて、17~18秒ペースで乗っています。手前替えにぎこちなさが残っているとスタッフからは報告を受けましたが、四肢を大きく伸ばしたストライドで芝で切れてきそうなタイプに映ります。全体的にまだ華奢で、体をもっと膨らませたいところ。少し時間をかけながらやっていきましょう」(昆貢調教師)

予想通り、他のノルマンディー馬との入れ替わりでようやく初入厩となりました^^
他の仔たちもある程度やれてますし、ノルマンディー仔を扱い慣れている昆師ですから期待は高まりますね。
ゲート目安で一旦外厩戻しのような気もしますが、新馬内には間に合いそうですし、ルーラー産駒なので慌てずのんびり待ちたいと思います。

 
 
 

1歳馬

・ヤマトサクラコの19(2020.11.30 オカダスタッド 馬体重:423kg)

今後はオカダスタッドで調整を進めることになり、7日(土)に移動しました。

現在は夜間放牧と並行しながら、坂路2本(上限23秒ペース)のメニューで調整しています。
騎乗担当者は「ノルマンディーファームの担当者からは、まだハミを上手く取れていないと聞いていたので、こちらでも修正をおこないながら進めています。ここまで休まず乗り込んできて、移動当初と比べると改善が窺えますが、今のうちに正しいハミ受けを覚えてもらいたいところ。もう少しの間は現状ペースで改善に取り組んでいきます」と話していました。

ヤマトサクラコの19_20201130

ノルマンディー1歳馬名物「冬毛モコモコ」状態になりましたが、馬体自体に大きな変化はなさそうです。
まだまだ現段階ではどうこう言えるような感じでもありませんが、まずはしっかり身体ができてこないとというところですかね。

 
 
・パゲラの19(2020.11.30 オカダスタッド 馬体重:433kg)

現在は夜間放牧と並行しながら、坂路2本(上限23秒ペース)のメニューで調整しています。
騎乗担当者は「まだ軽めながら、この中間も休むことなく乗り込んでいます。冬特有の北風が海岸から強く吹くようになり、落ち葉が舞うと物見をしてまだ集中力を欠く面が見受けられます。体高はやや低めですが、馬体重から受ける印象以上に丸みがあり、将来は短めの距離を得意としそうな雰囲気があります。トレーニングを継続していけば、心身ともに大人に近づいてくるでしょう」と話していました。

パゲラの19_20201130

しっかり馬体を増やしてきましたね。
バランスも非常にいいので、バケ(ラッタ)そうな気配は十分感じます。
そんなに大きくならないでしょうし、大きくならなければ牝馬ということも相まってノド鳴りリスクはかなり軽減されそうな気はします。
脚元は強そうですから、このまま順調に進んでくれればデビューもある程度早くなるんじゃないでしょうか。

 
 
 
その1歳馬たちの『馬名総選挙・馬名募集』が早くもスタートしました。
例年ですと2次募集馬との同時募集が多いので、年内スタートは想像してませんでした^^;
とはいえ、既にいくつか考えてありますので、今回も粛々と応募させていただきます^^
エイシンカラットの馬名。。。応募したかったなぁ。。。

そして昨日は、『歴史的一戦』第40回 ジャパンカップを現地観戦してきました。
ワタクシごときが長々と書いても、歴史に水を差すだけなのですが、とにかく素晴らしいレースでした。
レース後は感動でしばらく動けませんでした。
勝ったアーモンドアイは常々申しているように日本競馬史上最高の牝馬だと思っていますが、正直ピークは超えたであろうと思っていました。
無敗の3冠馬牡馬コントレイルは前走の反動から、100%のパフォーマンスは難しいだろうと思ってました。
であれば、ノルマンディー馬という贔屓目を抜きにしても、ここまでまだ5戦しかしておらず、斤量も53kgと恵まれたデアリングタクトが最もチャンスが大きいのではないかと考えておりました。
3強対決は3強では決まらないというのはよくある話ですが、この3頭が持てる力をフルに発揮してレースを終えたと言うことは、3頭で決まったという結果以上にすごいことだと思います。
アーモンドアイはやはり素晴らしい馬です。
コントレイル、デアリングタクトの両三冠馬も古馬になって更に力を付けてくれば、もっと上に上がっていける馬でしょう。
これからはアーモンドアイの幻影という目に見えない敵とも戦わなくてはならなくなってしましましたが、一歩でも歴史的名牝に近づけるような活躍を期待したいと思います。
この仔たちに加え、キセキやグローリーヴェイズ、カレンブーケドールなども含めて、最後の直線では皆「ヨレる、もたれる」など非常に疲弊したレースとなりました。
全馬無事に次のレースまで過ごしてほしいと思います。

本当におつかれさま。
素晴らしいレースをありがとう。

20201129 東京12R 第40回ジャパンカップ 優勝アーモンドアイ

20201129 東京12R 第40回ジャパンカップ おつかれさまデアリングタクト

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