好転

レース結果
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3頭出しだった先週末。
崖っぷち2頭がよく頑張ってくれました。
アーブルルージュはやはり障害飛越に難を見せ9着と沈んだものの、サンメディルは2アウトからの掲示板、ウィルビーハッピーもあわやの6着と最低限の仕事をきっちりと。

ノルマンディーOC公式サイトに上がったレース後コメント。

・アーブルルージュ(2020.5.23 新潟競馬場 馬体重:444kg)

★5/23(土)新潟 障害4歳上未勝利(芝2890m・混)山本康志騎手 結果9着

「ジョッキーも期待を持って臨んだ分、積極的な姿勢を見せていましたが、思うような競馬とはなりませんでした。『馬自身の行く気というのは感じられるのは良い点なのですが、調教の時とは違って馬が慌てているんですよね。安定さえすれば…』と山本は話しています。いいところを見せられるはずという感触を掴んで送り出したのに申し訳ないです」(松山将樹調教師)

やはり飛越が怖いんですよ、、、
2つ目の障害では完全に落ちたと思いました。

20200523 新潟1R アーブルルージュ

前に飛ばないので障害を飛ぶたびに遅れを取りますが、平地での走りが良いため平地部分で盛り返す、その繰り返し。
9着という入着にあと一歩の結果ではありますが、現状ままでは到底障害で勝ち上がれるように思えません。
平地部分の走りを見てしまうと尚更です。
どうにか平地を使う方向には行けないですかね。。。
ダート適性の問題はありますが、これなら地方で出戻りを目指すほうが良いような気もしてきました。

 
 
・サンメディル(2020.5.24 新潟競馬場 馬体重:484kg)

★5/24(日)新潟・3歳未勝利(ダ1800m・混)川又賢治騎手 結果5着

「近走が短い距離を使っていましたので、ある程度前々から競馬はできると思っていました。チークピーシーズの効果もあって、今日は前半から走りに集中できていましたね。『向正面で捲ってくる馬がいましたし、あそこでペースが上がらなければもう少し粘れていたと思います。この距離は問題ありません』と川又騎手は話していました。優先が取れましたので、馬の状態を見てまたどこを使うか決めていきましょう」(石坂公一調教師)

悪夢の2アウトからようやく立ち直りが見えました。
パドックでも今までのようなもっさり感もなく、今までで一番のデキなのは一目瞭然。
デビュー戦でも番手で進めてますし、その後の千二でも先行できるくらいのテンのスピードはあるので、今回はすんなり先手を取れるだろうとは思ってました。

20200524 新潟3R サンメディル

そのまま上手くペースを落とせたかに見えましたが、向こう正面から執拗に絡まれてしまいペースを上げざるを得なかったのが痛かったですね。
それでも残り200を切るまでは頑張りましたし、ゴール直前で2頭に交わされてしまいましたが、あと一歩で馬券内というところでした。
これで優先を取れましたのでレース選択の幅が広がります。
元々選択肢の少ない◯外にはとても大きいです。
3アウトと優先では天と地以上の差がありますので、本当にいい結果だったと思います。

 
 
・ウィルビーハッピー(2020.5.24 新潟競馬場 馬体重:480kg)

★5/24(日)新潟・3歳未勝利(芝2200m)柴田善臣騎手 結果6着

「積極的に運んで勝ちパターンの競馬をしてくれたんですけどね…。最後は脚が止まり甘くなってしまいました。調子の波が少なく、淡々と調教をこなして着実に力は付けている。切れないので芝かダートか悩むところではありますが、また状態を見て次走を決めたいと思います」(奥村武調教師)

大先生が完璧な競馬をしてくれました。
直線に向いて先頭に立ったときに一瞬そのまま突き放しそうな気配もあって、正直一瞬『勝っちゃった!?』と思いました^^;

20200524 新潟6R ウィルビーハッピー

今回は先行できたことが最大の収穫ですね。
この距離なら前にいけるとわかりましたし、もう少し距離は延びても持ちそう。
もう少し距離を延ばせばもっと楽に前にいけるでしょうし、ダートよりは確実に芝のほうが勝ち上がりの可能性は高いと思いますが、、、
今回は3番手以降横並びで6着となってしまいましたが、勝ち馬とはわずか3馬身ちょっとの差。
先行馬総崩れの中にあって唯一上がり37秒台で残してますし、これでようやく一変しそう。
そんなわずかな光が見えてきました。

 
 
 
そして今週のノルマンディー最大のハイライト、オークスでは今やノルマンディーの至宝、いや日本の至宝となったデアリングタクトが63年ぶり史上2頭目となる無敗での牝馬2冠制覇を成し遂げました。
前を塞がれ、ありえないところから隙間を縫って残り200を切ったところからはるか先の先行勢を捉えるというまさに異次元の走り。
これで史上初となる無敗での牝馬3冠も視野に入るどころか、もっとはるか先の世界まで見えてきました。
3年前、レイデオロがダービーを勝った時には『まさか小口一口のクラブ馬がダービーを勝つなんて、、、』と思いました。
そこから一昨年『まさかクラブ馬が3冠なんて、、、』のアーモンドアイ。
さらに今回はもっと競馬界がひっくり返るような『まさかノルマンディーの馬がクラシックなんて、、、いや、無敗の牝馬2冠なんて、、、』。

伝説は塗り替えるもの。時代はゼロから始まるのです。誇りのエナジーなのです。
愛の前に立つ限り、恐れるものはなにもないのです。

出資者の皆様、関係者の皆様、本当におめでとうございました。

おめでとう2冠馬 デアリングタクト

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