ノルマンディー2019年産1次募集 先行ポチ。

ノルマンディー
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先週から始まったノルマンディーOC2019年産1次先行募集。
色々と悩んだ(まだ悩んでますが^^;)結果、とりあえずファーストインプレッションの3頭に先行申込しました。
今年のドラ1はヤマトサクラコの19、エイシンカラットの19、そしてパゲラの19の3頭になりました。

先行応募馬確定

1)ヤマトサクラコの19

ヤマトサクラコの19

現在は夜間放牧と並行しながら、坂路2本(上限23~25秒ペース)のメニューで調整しています。
騎乗担当者は「馴致は問題なく終了し、今は坂路でグループ調教をおこなっています。まだハミを上手く取れていないために体を使いきれてはいませんが、跨ってみると見た目以上にしっかりした馬。そこが改善されれば、順調に乗り込んでいけそうです」と話していました。

ラインナップ発表時にいこうと思っていましたが、測尺が出た時点で思ったより小さかったことで悩みました。
懸念材料はその馬格と厩舎。
馬格に関しては現在の腰高の体型から450前後くらいまでは成長するんじゃないかという期待を持つことにしました。
動画での動きは申し分なく、可動域の広さや柔軟性も感じられるので脚元の不安はクロスから懸念されるほどではないかなと思いました。
宮厩舎とノルマンディーは以前は壊滅的なほど相性の悪い組み合わせでしたので、そこを見ながら関東馬優先の方針を曲げてまで関西馬にいくのかというところも悩みましたが、ここに来てようやく宮厩舎とノルマンディーが噛み合ってきたこともあってとりあえずその懸念は横に置きました。
現状の競馬場入場制限がいつまで続くかわからないですし(流石に来年の今頃は大丈夫だとは思いますが、、、)もし現地で見られないなら関東も関西もないなというところも大きいです。
新種牡馬ロゴタイプは大物をだすというよりはどちらかというと堅実な仔を出しそうな印象で、一見“危険な配合”チックなサンデー3×3も活躍馬が多数出ているのでむしろバクチとして面白そうという判断です。

 
 
2)エイシンカラットの19

エイシンカラットの19

現在は1日20時間ほどの昼夜放牧をおこなっています。
担当者は「牡馬のエイシンポラリスの19とは同じ生産牧場、同じエイシンヒカリ産駒で、おまけに生まれた日も一緒。違うのは毛色くらいで、比較される会員さんも多いかと思いますが、どちらも甲乙つけがたい馬。こちらは牝馬らしくフックラと丸みを帯びていて、皮膚が薄く柔軟な筋肉をしています。トモの踏み込みが深いように、調教で鍛えられてしっかりしてくれば楽しみです」と話していました。
なお、明日11月1日(日)にノルマンディーファームへ移動する予定です。

今年のセール枠。
各所の情報を総合すると抽選になるかなと思います。
サマーセールで立て続けに落としたエイシン2騎のうちの1頭ですが、セール時に書いたように血統的な爆発力はこちらのほうがありそうです。
母エイシンカラットの新馬勝ちの鮮やかさを見ると、その後勝ち星は挙げられなかったものの潜在能力はかなり高かったと思います。
早期引退→繁殖入りでその活力も活きそうな気はしています。
そのエイシンカラット自身の血統構成も非常にきれいな上、ブライアンズタイムを近親に持つ牝系ですし、そこにエイシンヒカリで纏めたセンスにもニヤリとさせられました。
まだ420kg台とこちらも小さいですが、馬体バランスは今回の募集馬の中でも上位の部類だと思いますし、瞬発力とパワーを兼ね備えていそうな動きも良いと思います。
もし出資が確定したら4世代続けての菊沢隆徳厩舎への出資になります。
そろそろ当たってくれないでしょうか^^;

 
 
3)パゲラの19

パゲラの19

現在は夜間放牧と並行しながら、坂路1本(ダク)のメニューで調整しています。
騎乗担当者は「今月上旬から馴致を立ち上げ、馬装から丸馬場での乗り慣らしに至るまで無事クリアしました。現在は同期生と一緒に坂路入りしてコース周辺環境に馴染ませていますが、余計なことに気を取られることもなく順調。ただ、気性的にピリッとした部分が見え隠れしていますから、馬とのコンタクトをしっかり取りながら進めていきます」と話していました。

エイシンカラットが抽選確実な情勢なので、牝馬を1頭抑えに。
正直、馬体的には先行出資に値する状態ではないと思います。
小さい上にずんぐりむっくりで、早くも『子牛』『ポニー』など揶揄されるところでもあるのですが、馬体に関しては良い方に転ぶか悪い方に転ぶかは別として確実に変わってくると思います。
ノルマンディーでダイワメジャー産駒が募集される機会ももしかすると最後かもしれないですし、金額的にも低リスクですので確実に1頭確保の形を取りました。
サドラー系とデインヒル系という欧州ゴリゴリの組み合わせであるパゲラの輸入には何らかの意図も感じますし、血統だけならかなり人気なった仔だと思うんですよね。
根本厩舎はかなりのネックになるとは思いますが、馬房に余裕もあって出走数は多いです。
この仔はかなりの確度で丈夫な仔だと思ってますので、数を使える厩舎の方が良いと思います。
そして動画を見ると身体の小ささと現状の体型に目を奪われてしまいますが、動きの柔らかさ特に肩の出のスムーズさはむしろ良い部類だと思います。
もしかすると『パゲラッタ!』の掛け声とともに化ける仔かもしれません^^

 
 
 
とりあえず今日までのところは以上3頭。
あと何頭か気になってる仔もいますし、この後2次3次で出てくるであろう仔もいます。
その辺に関しては、中間発表が出た時点で再度検討して先行締め切りまでに結論を出そうかなと思っています。
今年は出資検討する上で方向性を少し変えました。
これまでは健康重視でなるべくアウトブリードやアウトブリードに近い仔を選んでました。
今年のテーマは『クロス』です。
ノルマンディーもこれまでのように『使い倒すクラブ』ではなくなりつつありますので、その辺りに拘らなくてもいいかなと思うようになりました。
そうなるとトレンドや爆発の期待できそうなクロス持ちで少し期待値の底上げも考えてみようかなというのが今年の方向です。
とはいえ、あくまで「底上げ」という意味合いですので、そこにデアタクのような怪物が潜んでるとかそんなことは考えてないですw
目標は今年も『2勝クラスの安定勢力』を目指せる仔ということになりますので、そこはブレずに考えていこうと思っております^^

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