ステラディウス初勝利は及第点

レース結果
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ステラディウス盛岡転厩緒戦。
一番人気に推されたステラディウスは人気に応え快勝、初勝利を収めました。
戦前に伝えられていた不安点も随所に改善が見られ、厩舎力によって変貌を遂げつつあるようです。

ノルマンディーOC公式サイトに上がったレース後コメント。

・ステラディウス(2020.10.31 盛岡競馬場 馬体重:486kg)

★10/31(土)盛岡・C2 十三組(ダ1200m)山本政聡騎手 結果:優勝

「山本政聡ジョッキーにステラディウスの長所と短所を事前に伝えたのですが、それをきっちりと補う形で騎乗してくれました。鞍上のファインプレーですよ。スタートからハミをきっちりと掛けて、直線でも油断することなくしっかりと追い出してくれました。コーナー2回のワンターンのコースも合っていたと思いますし、もちろんシャドーロールの効果も大きかったはずで、しっかりとステラディウスの能力を引き出すことが出来ましたね。2着馬とは1秒差の大楽勝でしたが、まだまだ良化の余地を残しているでしょうし、本当にこれからだと思います。まずは、初預託馬の転入初戦から結果を出すことが出来て良かったです」(橘友和調教師)

先月同じように盛岡で初勝利を飾ったサンメディル同様『スタートさえちゃんと出ることができれば、後は普通に一周回るだけで勝てるはず』とは思っていましたが、地方ダートへの適性やこれまでのレースぶりからサンメディルよりも更に不安は大きかったです。
スタートも決して良かったとは言えませんでしたが、先行力は今回も発揮され30mほどでハナに立つと気分良く逃げることが出来たようです。
サンメディルのようにかかることもなく、うまく後続を引きつけながら直線へ。
手応えも良く、残り250で気合いをつけるとエンジンがかかり、残り200を切ったところからは後続を離す一方となり、最後は6馬身差をつけての快勝となりました。
終わってみれば、勝ちタイム1分14秒1はサンメディル初戦と同タイム、37.1の上がりタイムはサンメディルを上回るものでした。
斤量差があるので単純比較は出来ませんが、ポテンシャルは両馬とも同程度に持っていると考えられます。

デビュー時からずっと言われ続けていた『ドタドタした走り』も今回はそこまで出ませんでした。
今回着用したシャドーロールの効果もあって頭が低くなったことでフォームも安定してきたものと思います。
この辺りはまだ改善されそうなので、コメントにもあるように伸びしろは期待できますね。
こういった細かいこと一つ一つにきちんと向き合ってもらえる橘厩舎は本当に良い厩舎だと思いました。
様々な尽力に感謝です。本当にありがとうございました。
コメントがアップ後に編集されてますが、当初は『ノルマンディーさんの初預託馬』とノルマンディーを強調されてました。
どうもノルマンディーから預託されることは名誉なことみたいな感じでしたが、思えばこれもデアタク効果なのかもしれません^^;

これでシーズン内の「あと一つ」が見えてきました。
盛岡開催は11/24まで、その後の水沢開催が年内一杯で終了です。
中1週で使ったにしても、そこで負けるようだと水沢で使うことになります。
ダート適性を考えると、できれば実績の出来た盛岡で決めたいところだと思うので、次戦は必勝です。
今日の勝利は及第点とは言えますが、メンバーレベルを考えればもっと圧勝していなければいけなかったと思います。
そういった意味でも、次戦は更に圧倒的な内容で勝利し、クラブ側が最短で中央に戻そうと思うような見せ方をしなければならないと思います。
そのためにも橘厩舎の皆様にはまだまだこの仔のポテンシャルを引き出すお手伝いをしていただかなければなりません。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

そして、出資者の皆様おたおめでしたヽ(=´▽`=)ノ
ステラディウスさんもおめでとう、おつかれまさま、ありがとう^^

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