オータムセール2020 初日

ノルマンディー
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デアリングタクト無敗の3冠戴冠の余韻も冷めやらぬ中、今年も本日から2日間に渡ってHBA日高軽種馬農業協同組合主催のセリ市『オータムセール』が開催されています。
今年は大幅に需要が見込まれるノルマンディーにとって、この2日間は来たるべき2次・3次募集への貴重な仕入れ機会になります。
注目が集まる中での募集になりますのでヘタな馬は仕入れできないでしょうw
本日の初日はなかなか興味深い仔も含め4頭を落札しました。

初日(2020.10.19)落札馬

・ハロックライン2019(父:ハービンジャー 母父:キングカメハメハ 牝 鹿毛 落札価格440万円)

ハロックライン2019

ハロックラインの2019 | 競走馬データ - netkeiba.com
ハロックラインの2019の競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬、騎手・調教師・馬主・生産者の全データがご覧いただけます。
2020 北海道オータムセール生中継 1日目

ここぞとばかりの社台産ハービンジャー。
一度目の上場では声がかからず主取りから再上場で落札しました。
母ハロックラインは本家社台で2800万で募集され、デビュー戦では2番人気4着。
その後も人気にはなるものの勝ち上がることは出来ず、6戦で引退繁殖入りとなりました。
母系は3代母がホワイトウォーターアフェアになる良血。
ホワイトウォーターアフェアはヴィクトワールピサやアサクサデンエン、スウィフトカレント、トーセンモナークなどを輩出した名牝で、この牝系からは勝ち上がりも多数出ています。
ハロックラインが勝ち上がれなかった要因として、420kgそこそこの小さい馬で且つ使った後の回復に時間がかかり詰めて使えなかったという体質面が挙げられています。
セールでの測尺を見る限りそこまで小さそうな感じはないですが、募集されるとしたらサイズはしっかりみたいですね。
ハービンジャー×キンカメといえば真っ先に思い浮かぶのがブラストワンピースですが、本馬は母系にミスプロクロスを内包しているので、イメージ的にはモズカッチャンに近いのかなと思います。
いずれにしても、ハービンジャーの成功例に倣った配合ですし、社台産ということもあって大ハズレはなさそうな気配は感じます。
ただ、この配合ですし近親の競走成績を見ても、ダートで潰しが効くようには思えませんので、万が一勝ち上がれなかった場合には地方で出直しを図るのは難しいかなと思います。
潔く中央一発勝負になりそうですが440万の落札価格で安く出てくるはずですし、ウィルビーハッピーさんのリベンジを考えてる方には良いかもしれません(え?

 
 
・エイシンピカデリー2019(父:ヘニーヒューズ 母父:ハードスパン 牝 栗毛 落札価格935万円)

エイシンピカデリー2019

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エイシンピカデリー2019

母エイシンピカデリーは新馬戦2着の後、2戦目の未勝利でも3着するも勝ち上がれずに園田に転出。
人気は背負うものの園田でも勝ち星を挙げることが出来ずに2017年に引退し繁殖入りしました。
本馬は2番仔で、ひとつ上の初仔もヘニーヒューズが配合されています。
牝系からはカルナバリートやストロングバローズが出ているガチガチのダート牝系。
ヘニーヒューズ×ハードスパンはオルダージュとも好勝負を演じたナスノダケ1頭しかいませんが、そちらもダート短距離馬でしたので同じようにハードスパンが色濃く出るダート馬だと思います。
上がっている動画を見ても、コロンとした馬体はやはりダート短距離馬。
見栄えする馬体で、血統面からも手堅そうな感じもしますので、募集されればそれなりに人気になりそうです。
実はこの少し前に上場されたボンジュールメロンの19(父ヘニーヒューズ/ルムロンの半妹)が主取になってクラブに回ってこないかなぁと密かに思ってましたが、660万で落札され叶いませんでした^^;
個人的にはヘニーヒューズ産駒がほしいと思ってる事もあって、ルムロン妹よりも少し高くなってしまいましたが、募集されれば検討したいところです。

 
 
・ゴールデンレコード2019(父:ジョーカプチーノ 母父:ハーツクライ 牡 鹿毛 落札価格1012万円)

ゴールデンレコード2019

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ゴールデンレコード2019

1次募集に出てくるドキドキマドンナの19に次ぐジョーカプチーノ産駒。
ドキドキマドンナは484万円で落札され880万での募集ですが、本馬は牡馬とはいえ落札価格1000万超え。
非常に思い切った買い物をしたもんだと思いましたが、、、
母ゴールデンレコードは未勝利ながら、その母ギャビーズゴールデンギャルはエイコーンSやサンタモニカHなどの米G1勝ち馬。
2009年のエイコーンSではダート1マイルを1分34秒79という勝ちタイムで駆け抜けたパワーとスピードを兼ね備えた馬でした。
ドキドキマドンナはサンデー3×4でしたがこちらは3×3。
薄いながらもサドラーの5×5も成立しているので、母系からスピードとパワーを引き継いでそこにサドラーの持続力も補完されれば面白いかなと思います。
上にも書いたように、今現時点でのジョーカプチーノ産駒に1000万超えは金額的に思い切ったなぁと思いましたが、立ち写真で見る馬体がちょいとでっぷりはしていながらも非常に好みで、動画で見てもトモの容量も申し分なく、非常に気になる1頭になりました。
ドキドキマドンナの売れ行き次第で2次になるか3次になるか変わってきそうですが、1600万以下で出してくれたら、、、

 
 
・スフィンクス2019(父:マクフィ 母父:リンカーン 牡 鹿毛 落札価格825万円)

スフィンクス2019

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2020 北海道オータムセール生中継 1日目

なんとなく今日の上場馬一覧を見ていた時に目についたんですよね。
母スフィンクスは中央で21戦3勝、岩手に転籍し2勝ではありますがOP戦を中心に8歳まで息長く活躍しました。
母の2つ上の半姉にパリージョがいますので、ソルパシオン、ブレリアは本馬のいとこになりますね。
そのいとこ2頭を含め母系から大きな活躍馬は出ていませんが、現2歳の半兄で初仔のヘニーヒューズ産駒スペクタクルが既に勝ち上がっているように、非サンデー系の種牡馬で母系のタフさとダート適性を活かせれば意外とコツコツと稼げる仔になるのではという気もします。
マクフィは18年産が日本で供用されるようになってからの初年度産駒になりますが、既に8勝を挙げていて芝ダート問わず日本の馬場への適性を見せています。
先行して粘り強いレースを見せているのが特徴で、そういった意味でもノルマンディーの育成にあっているのかなと思います。
産駒が今後も継続して今のような勝ち上がりを見せれば、案外1500万前後の募集価格はお買い得になるのかもしれません。

 
 
 
初日の4頭はいずれもどこかしらに期待の持てるところがある興味深い仔が揃いました。
デアリングタクトが『岡田牧雄の相馬眼で安価で見出された』とこれだけ喧伝されてしまっている以上、ノルマンディーが落札したセール馬はそれだけで注目されてしまうと思うので、このオータムに関しては特に変な馬を掴まないように意識してると思います。
そういった意味ではやはりオータムといえども大ハズレはなさそうな気はしますし、これまでのオータムセール落札馬よりは期待値は高くなるのではないでしょうか。
岡スタ産の主取りも含め、明日の2日目も注目したいと思います。

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