『小出し2020』その3 カタログページ公開

ノルマンディー
この記事は約7分で読めます。

本日、予定通りノルマンディーOC公式サイトにて、2019年産1次募集馬のカタログページが公開されました。
これで残りは測尺と動画だけになりましたので、小出しはこれがラストになりそうです。

本年度の募集スケジュールは、既会員先行募集が10/30(金)~11/11(水)13:00。
11/24(水)より一般募集開始となります。
今年も12/5 17:00までに出資すれば10%割引です。
全体的に昨年よりも1ヶ月遅れての進行になりましたね。

本日、立ち写真が上がったことで少しだけ皆さんの検討も進むだろうと思いますので、私的に注目するところも織り交ぜながら見ていきたいと思います。
今年もワタクシの出資方針は例年通りではありますが、この状況下ですので少し緩めても良いのかなぁとは思っています。
その辺は進捗を見つつですね。

1)募集総額1500万円までを目安にする(最大1800万まで)
2)現地で応援できる関東馬を優先
3)必須ではないが種牡馬はなるべく被らないように

そして今年も“裏テーマ”を設定します。
今年はちょっとこれまでと考え方と視点を変えてみようと思っています。
実馬も見られませんしね^^;

とりあえずまだ深い検討はしていないので目に付いた仔を挙げていきます。

・インフィニートの19

牡馬 栗毛 2019/2/23生
父:タイムパラドックス × 母:インフィニート(母の父:ルーラーシップ)
生産:新冠・松浦牧場 美浦・伊藤圭三厩舎入厩予定
募集金額:1320万(一口33000円)

インフィニートの19

腹は出てますがいかにもダートな馬体。
トモが大きくパワーは申し分なさそうに見えます。
預託予定厩舎が圭三センセイなのも◯。
途中で出されてしまう恐れは多分にありますが、しっかり1勝するまでは面倒を見てもらえると思います。

 
 
・ソラコマチの19

牡馬 鹿毛 2019/1/20生
父:リオンディーズ × 母:ソラコマチ(母の父:サクラバクシンオー)
生産:新ひだか・村上牧場 美浦・矢野英一厩舎入厩予定
募集金額:1600万(一口40000円)

ソラコマチの19

今年の一番人気候補ですが、ひと目見て抽選は間違いないと思えるほど好馬体。
バランスも申し分ないですし、筋量も豊富で現段階では文句なしかと思います。
1月生まれで早期デビューも期待できますし、早々に軌道に乗れれば半兄ジェネティクスのようにポンポンといってしまいそうな気配は感じます。
後は動画で細かくチェックしたいところですね。

 
 
・ヤマトサクラコの19

牡馬 黒鹿毛 2019/4/3生
父:ロゴタイプ × 母:ヤマトサクラコ(母の父:ディープインパクト)
生産:新ひだか・岡田スタッド 栗東・宮徹厩舎入厩予定
募集金額:1080万(一口27000円)

ヤマトサクラコの19

ソラコマチと比べてしまうとどうしてもトモが見劣りして見えますが、垢抜けた馬体で成長するとガラッと変わりそうな気配を感じます。
新種牡馬の仔でしかも4月生まれなので可能であれば様子見をしたい感じではありますが、ロゴタイプ産駒はこの後の募集で出てきそうにないのでどうなるか。
ある意味、今年のノルマンディーの売れ方を見る上でのサンプル的な仔なのかなと思います。
キツめのクロスの影響含めて動画で確認できるところは確認しておきたいです。

 
 
・エイシンカラットの19

牝馬 青毛 2019/2/15生
父:エイシンヒカリ × 母:エイシンカラット(母の父:Tale of Ekati)
生産:浦河・栄進牧場 美浦・菊沢隆徳厩舎入厩予定
募集金額:1200万(一口30000円)

エイシンカラットの19

セール時より一回り大きくなっていて、胸前の大きさが非常に目に付きます。
もう1頭のエイシンヒカリ産駒エイシンポラリスの19がセール時からあまり変わってる感じがしないところもあるので、こちらの方が募集時の初動では上になりそう。
青毛の募集もなかなかありませんので毛色でも人気になりそうですし、トレンドでもあるサンデー3×4やストームキャットクロス、5代血統表の外にはサーゲイロードとセクレタリアトのニアリークロスなども含んで、血統派の方にとっては深堀りすればするほど楽しいんだろうなと思います。
個人的には今のところ今年の牝馬ドラ1候補です。

 
 
・スプリングボードの19

牝馬 栗毛 2019/5/15生
父:イスラボニータ × 母:スプリングボード(母の父:アサティス)
生産:新ひだか・岡田スタッド 美浦・加藤士津八厩舎入厩予定
募集金額:1320万(一口33000円)

スプリングボードの19

3頭募集されるイスラボニータ産駒ですが、馬体ではこの仔がバランス・筋量ともに一番ではないかと思いました。
イスラボニータ自体はマイラーでしたが、個人的には産駒はもう少し中長距離の仔が出るんじゃないかと思っていて、そうなるとシンキングダンサーのような障害にも対応する仔をだすような牝系との組み合わせは合っていそうな気がします。
少しずつ成績が上がり始めていて、1頭1頭細かく丁寧に馬と向き合う加藤士津八厩舎というのもこの仔にとってはプラスかもしれません。

 
 
・パゲラの19

牝馬 栗毛 2019/3/13生
父:ダイワメジャー × 母:パゲラ(母の父:Soldier Hollow)
生産:新ひだか・岡田スタッド 美浦・根本康広厩舎入厩予定
募集金額:960万(一口24000円)

パゲラの19

新たに輸入した繁殖牝馬のダイワメジャー産駒がこの金額で出てきたことで、ものすごく小さいのでは?と言われていましたが、今回の立ち写真を見る限りはそこまで小さいということはなさそう。
バランスも良いですし、筋肉の質も良さそうなので人気は必至でしょうか。
ただ、ダイワメジャー産駒でしかもこの太くて短い首なので、どうしてもノド鳴りのリスクがつきまとうことになるかと思います。
そう考えるとこの価格はそのリスク込みなのかなとも考えます。
加えて成績の低迷している根本康広厩舎をどう捉えるかで評価は変わりそうです。

 
 
 
その他のところではシュヴァリエの19は兄姉成績からも母の仔出しの良さは説明不要のなか満を持してのゴッホ産駒で今年最もノルマンディーらしい馬と言えますし、ルーシーショーの19は『今年もやっぱりルーシーショーはルーシーショー』といった感じでいい意味で安定してそうです。
そして今年の目玉ペブルガーデンの19はやはりデアリングタクトを意識せざるを得ない感じで、馬体も毛色こそ違えどデアタク募集時に似た雰囲気を感じます。

逆に昨年のセレクト馬ラヴァリーノの19は思ったほど成長が進んでない感じを受けました。
同様にノーザン馬チャイナドールの19もセール時から殆ど変わってない印象です。
どちらも楽しみな仔ではあるので様子見できれば良いのですが、流石に血統面などから現状でも先行で売れるかなと思います。

ただ全体的には抽選は厳しくなりそうですが、様々な要因を鑑みると『ノルマンディーコア層』と『デアタク流入層』の棲み分けはされそうなので、意外と双方にとって「おやっ!?」と思う仔が売れ残ったりすることもあるのではないかという淡い期待も。
これで動画と測尺が上がった段階で、当然評価もまた変わってくるでしょうから、現時点では緩~く絞っておいて広く構えておきたいです。
という部分も踏まえながら今年は中間発表くらいまでは申込みをせずに全体の流れを見て考えようかなとも思ってたりします。

毎度のことながら、ワタクシ、相馬眼やら馬体を評価するような深い知識は持ち合わせておりませんので、あくまで個人の所感ということでよしなにお願い致しますm(_ _)m

Comments

タイトルとURLをコピーしました