消化不良からの有終の美へ

出走情報
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12/25(土)に出走した2頭、デビュー戦のクトゥネシリカは8着、ワザモノは7着。
クトゥネシリカは着順こそ8着ですが内容は及第点。
ワザモノはかなりの消化不良に終わりました。
明日は今年最後の中央競馬、アイルビーザワンが中山8Rに出走します。
このモヤモヤ感を払拭し、いい形で一年を終えたいものです。

12/25(土)の結果

ノルマンディーOC公式サイトに上がったレース後コメント。

・クトゥネシリカ(2021.12.25 阪神競馬場 馬体重:432kg)

★12/25(土)阪神・2歳新馬(芝1800m・混)藤岡康太騎手 結果8着

「血統馬が揃うなかで、よく踏ん張ってくれました。鞍上の藤岡康太ジョッキーは『スタートそのものはいまひとつでしたが、スッと反応してくれて前めのポジションにつけることが出来ました。操縦性が高く、馬群の内でも我慢がきいて、道中の折り合いも問題ありませんでした。非力なタイプなので現状は芝コースが合っていると思います。距離はマイルから2000mまで持ちそうですよ。坂を苦にして止まるようなところはありませんでしたから、この条件がピッタリでしたね。小柄なので上積みという点ではどうかですが、次につながる競馬になったのではないかと思います』と話していました」(宮徹調教師)

人気はありませんでしたがバランスの取れた好馬体でなかなか良い馬だと思いました。
スタートこそきれいに決まりませんでしたが、スッと好位につけるセンスもありテンからレースの流れにしっかりと乗れてました。
直線に入ったところで上手く前が空きましたが、そこまでの手応えほど伸びがなかったのは、ほんの少し距離が長いのかなとも感じました。
8着と着順こそ辛うじての入賞ですがタイム差はコンマ5と着順ほど差はありません。
センスもありフォームもしっかりしているので、1ハロン短縮してマイルでも流れに乗れるようであれば十分にやれそうです。

 
 
・ワザモノ(2021.12.25 中山競馬場 馬体重:502kg)

★12/25(土)中山・クリスマスカップ(芝1600m・混)黛弘人騎手 結果7着

「馬体重の増減なしが示す通り、状態的にはいい意味で平行線で送り出せたと思います。前走の時計(1.34.2)で今回も走っていれば、勝ち負けになっていたはず。枠の差なのか、やはり中1週での出走がこたえてしまったのでしょうか。鞍上の黛弘人ジョッキーは『外めの枠だったので内に進路を取り、なるべくコースロスをなくそうと。前2頭が引っ張って縦長の展開となってしまって。追い出してからはいつものワザモノらしく伸びてくれてはいるのですが、結果的には位置取りが後ろ過ぎました。3着以降はそれほど差はないのですが、入着することができず申し訳ありません』と話していました」(尾関知人調教師)

これまでのワザモノに関する記事を見ていただいてもお分かりになるかと思いますが、ワタクシどちらかというとまゆゆ擁護派です。
しかしながら今回ばかりは憤りしかありません。
元々スタートがいい馬ではないので、出遅れは仕方ありません。
これまでスタートが決まったのがミルコと田辺なので単純に腕の差なのかもしれませんがそれは置いておきます。
出遅れは仕方ないとしても、その後が頂けない。
押すでもなければ引くでもない。単純に1周回ってきただけにしか見えません。
“入着することができず申し訳ありません”というのは目標が入着と言うことなのでしょうか?
入着できれば良かったのでしょうか?
前回は生で見たのでなんとも言えませんが、パドックでの状態は前走よりも良かったと思います。
“いつものワザモノらしく伸びてくれてはいる”のなら今回の流れでは34秒台前半の脚で上がってなければいけません。
尾関師のコメントも含めて今回は全てがチグハグに感じ、残念でなりません。

 
 
 

12/28(火)出走馬

・アイルビーザワン

☆12/28(火)中山・3歳上1勝クラス(ダ1200m)永野猛蔵騎手

19日(日)にWコースで5ハロンから0.4秒追走して併せ、73.3-56.4-39.5-11.5を馬ナリに追われ、24日(金)にもWコースで5ハロン67.1-52.3-38.4-11.8を単走で強めに追い切りました。
「前走に向けての過程同様に終い11秒台を出しながら進めてくることができています。今朝の追い切りでの動きも悪くなく、急激な良化とまではさすがにいきませんが、着実な前進が感じられるこの頃です。状態面もいい意味で変わりありません。前走は久々にしてはいい内容でしたし、2戦目となる今回は終いの渋太さが増すことを期待しています」(田島俊明調教師)

去勢休み明けの前走でのアッと驚く好走を受け、今回は人気になりそうです。
メンバー的にも手頃で、前走と同タイムで走れれば勝ち負けになる一戦。
前走のタイムも速かった勝ち馬に引っ張られたなどではなく、アイルビーザワン自身が作り出した流れで出たタイムなので、純粋に普通に走ればこのタイムになるというものです。
タケゾーくんの勝ちパターンを見ても、自分でペースをコントロールして逃げ切る形は得意でアイルビーザワンとはあっていると思います。
揉まれて砂をかぶる心配も内に閉じ込められる心配もない大外枠も歓迎材料。
我チームとしても今年最後のレースになりますので、いい形で一年を締めくくることが出来たらと思います。

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