フェアリースキップが昨日川崎競馬場で行われた地方交流競争ムーンストーンフラワー賞に出走しました。
そろそろタイムリミットの近づく中、勝ち上がりを目指し初の地方交流でしたが、結果は12頭立て10着と大敗。
ここまでの間に表面化している諸々の課題にも良化の気配なく厳しい結果に終わりました。
ノルマンディーOC公式サイトに上がったレース後コメントです。
・フェアリースキップ(2019.6.12 川崎競馬場 馬体重:420kg)
★6/12(水)川崎・ムーンストーンフラワー賞(ダ1400m・牝)藤田菜七子騎手 結果10着
「ゲートの中でチャカつく面が見られ、やや上に伸び上がるようなスタートだったものの、促し出していくとスッと反応して理想的なポジションには付けられました。外枠からの競馬で、道中キックバックや他馬のプレッシャーなどもなく、3角までは楽な感じの手応えできていたので、直線伸びを欠いたのは距離だと思います。テンションが高く、レース前の消耗が激しいタイプですが、今日のような重い馬場も苦にしませんし、前に付けれるだけのスピードもあるので、ワンターンの短い距離で行き切るような競馬ができれば変わっていいはずです」(藤田菜七子騎手)
パドックでもやはりいつも通りテンションが高く、首を振る姿が目立ちました。
菜七子が騎乗してからはうまくなだめ少し落ち着いたように見えましたが、コメントを見るとそれでも落ち着ききってはいなかったようですね。
藤田菜七子JKは馬を落ち着かせることに関してはかなり上手だと思います。
それでもなだめきれないのは困りものです。。。
スタートはうまく切れました。
即先団に取り付けたのはこれまでになく良かったと思います。
この時点では好勝負になるかと思い見ていましたが、向正面あたりからは3番手につけるも終始首を上げ下げしながら走っていて折り合いがつきませんでした。
直線を向いたところで手応えもなくなりズルズルと後退。
見せ場なく10着大敗です。
まずはコメントにあるように、現時点では距離は長いと思います。
函館1000m、もしくは福島1150mで立て直してほしいところ。
また最近はパドックでホライゾネットを使っていますが、レース時は何も着用していません。
パドックでのテンションの高さが大きな課題なので、パドックでの馬具も変えるなりレースでもブリンカーを付けて集中させるなりの工夫も欲しいです。
デビュー戦や2走前の走りを見れば、能力的には全く勝ち上がれないことはないはずです。
期間的にはあと1-2戦のチャンスはありますので、少し違ったことを試してほしいと思います。
我チーム所属馬ではこの後、ガルラバン、ラヴィブリランテの2頭も来週の地方交流に回ることになりました。
地方交流ではメンバーレベルが落ちる半面、馬場への適正の可否や競馬場によってはナイターへの対応力も必要なことなどもあって、一概に楽ということではありません。
その中で求められることは『勝利』一点となってしまうので、思うほど割には合わない感じはありますが、ぜひ2頭には頑張ってもらってこの崖っぷちを乗り越えてほしいと願っています。
Comments
Draさんこんばんは。
先日はお忙しい中、無理をして時間を作って頂き
本当にありがとうございました!
お陰で楽しい時間を過ごす事が出来ました。
さてフェアリースキップは残念なけっかでしたね。
ただDraさんも書かれている通り、能力的には
通用するものがあると思いますので、気性面への
一歩踏み込んだアプローチを期待したいですね。
話は少し逸れますが、今回のコメントを見ても
菜七子騎手のレース分析や騎乗馬への理解力が
最近凄く的確で、しかも伝える力も備わって来て
いるように感じ、今後が楽しみです!
一気にトップジョッキーに迫る処まで行く可能性も
あるかも知れませんね。
>SHIMさん
こちらこそこちらこそ、楽しいひと時を過ごさせていただきました^^
定期的にやりましょう♪
フェアリーさんは完全に時間との戦いに突入した感じです。
一皮剥けるのが先か、終了が先か。。。
地方転出させるほど売れてはいないので、あと1-2戦で結果を出さないと。
菜七子に関してはおっしゃる通りですね。
今が一番の踏ん張りどころだと思います。
チャンスはたくさんもらえるはずなので、ここでしっかり期待に応えられれば、もうワンランクツーランク上にいけると思うので後進のためにもがんばってほしいですね。