ノルマンディーOC 募集馬見学ツアー

ノルマンディー
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ノルマンディーの募集馬見学ツアーにいってきました^^
台風の影響で帰れなくなり、先程北海道から帰って参りました(^0^ゞ

本当は全頭レポを上げようと思っていたのですが、生憎の天気で雨が強かった時間もあり写真もメモも中途半端にしかとれませんでした^^;
しかも途中で翌日の飛行機の欠航が決まり、便の変更の手配やら延泊の段取りやらを並行して行わなければならなくなってしまって、バタバタしながらになってしまったので、一つ一つ記憶を紐解きながらの記事になります。
ですので、記憶違いから間違った情報を流してしまうとマズいので、完全に記憶に残っている会話とワタクシ自身の印象のみで進めていきますのでご了承のほど、よろしくお願いいたします。

という感じで、基本的にはカタログや動画と印象が変わっていたり、実馬を見た時に良いと思った仔をピックアップする感じでいきたいと思います^^

牝馬編

例年通り牝馬から展示です。
今年は牝馬に興味深い仔が多く、非常に目移りしましたw
その中でもよく見えたのはシュバリエの18

17 シュバリエの18

17 シュバリエの18 face

尾花栗毛だけあってとにかく綺麗です。
馬体のバランスもカタログ写真より良いですし、半兄のゴールドパラディンよりデキは良いとのこと。
デキが良いっていうか、シュバリエ自体が繁殖として相当優秀になりそうとも。
厩舎も奥村厩舎ですし、マイナス材料は少ないと思います。

ボンジュールメロンの18はカタログ写真や動画からもパワフルさが伝わってきましたが、実馬は力強さもしなやかさも兼ね備えていそうで雰囲気もかなり良かったです。

23 ボンジュールメロンの18

23 ボンジュールメロンの18 face

将一社長に『ルーシーショーとボンジュールメロンはどちらがよりタルマエですか?』と聞いたら、タルマエ感は圧倒的にボンジュールメロンと仰ってましたが、種牡馬としてのタルマエはあまり評価してないようすでした^^;

ミスサイベリアの18も、測尺時445kgよりも馬っぷりが良くバランスも非常に良く見えた1頭。

25 ミスサイベリアの18

ここまでのキズナ産駒の活躍から、種牡馬としての能力は疑いの余地はないので、あとは母系との相性とストームキャットの濃いクロスがどう出るかでしょうね。

一斉展示後の並足での周回展示を動画で撮りましたのでご参考までに。

 
 

牡馬編

一瞬止みそうな気配がありながらも雨は止むことなく降り続け、、、
どちらかというと今年の牡馬は牝馬より一枚落ちるなというのが当初の印象だったのですが、なかなかどうして実馬で印象が変わったのは圧倒的に牡馬でした。

一番人気が予想されるルーシーショーの18は正直やはり間違いないなというところ。

15 ルーシーショーの18

15 ルーシーショーの18 face

『タルマエ感』はないというよりは、写真通りシークエル、クリスタルアワードの半姉に極めて近い馬体をしていて母系の遺伝力の強さを感じます。
クロフネ、アグネスデジタルと全く違うタイプの種牡馬で結果を出しているところからも父がホッコータルマエに変わって全くダメになるのもちょっと考え難いかなとも思います。
安定感で考えるならやはりもっとも堅実な選択なんじゃないですかね。

シャルマンレーヌの18は左股関節炎で歩様に乱れが出ていました。
もしかしたら展示できないかもしれないというところから、それでもどうにか見てもらいたい(そのくらい自信がある)ということで『何とか見てもらえてホッとした』そうです。

8 シャルマンレーヌの18

8 シャルマンレーヌの18 face

5月生まれながら既に馬体はしっかりしていて、大きな胸前が目を引きます。
左股関節炎の方は今後に大きく影響するものではないということですが、その辺は今後の情報もしっかり収集した方が良いですね。

カタログ・動画では全く話題になることもなく、おそらく今年の募集馬の中でも相当人気のない方の仔であろうミワノロマンスの18ですが実馬では全く印象が違った1頭です。

13 ミワノロマンスの18

13 ミワノロマンスの18 face

もう少しトモの大きさは欲しいですが、おそらく測尺時の435kgからは大分大きくなってるんじゃないかと思います。
血統構成的にも狙いが明確ですし、ちょっと面白そうだなと思いました。

そして、ワタクシの本命馬はやはりモトヒメの18になりました。

14 モトヒメの18

14 モトヒメの18 face

とにかく馬がしっかりしています。
既に馴致は終わってハッキングではありますが坂路に入ってるそうです。
展示後の門別競馬場でのイベントで牧雄氏も言ってましたが、今年から(仕方ない部分もありながら)育成を前倒しにしているそう。
それでも現段階ではそれにしっかりついていけるだけの体力もついてるそうなので、カタログコメントにある通りノルマンディー早期デビュー馬の旗印になりそうです。
しかもかわいい^^
『ポチってくれぃ』と目で訴えられてしまいましたw

モトヒメはポチりますw

あ。
雨で髪の毛ペッタンコ。。。。

最後に牡馬の方も周回展示を

ここで取り上げてなくても牡馬牝馬共に良さそうな仔はいっぱいいましたが、全部挙げるととっ散らかるので、もし気になる仔がいれば個別に聞いてもらえれば私の見た範囲の中でお答えしますので、コメント欄やtwitterDMなど頂ければと思います。

 
 

トークイベント編

展示終了後は門別競馬場へ移動して昼食から岡田牧雄氏と村本浩平氏によるトークイベント。
ちなみに昼食は楽しみにしていたいずみ食堂ではなくてちょっと残念でした。。。

牧雄、村本両名が各々にオススメ馬を挙げていきました。
牧雄:6.14.25
村本:1.2.4.10.12.13.17.18.24.26
でした。
牧雄氏は質疑応答の中で、『走るゴッホがわかってきたのは大きい』と言ってましたね。
今年のゴッホは自信があるそうで、我らがSさんの『ということは今年はゴッホ総当たりで良いんですね?』という脅しwに『それで良いです^^;』と答え(させられ)ていたので大丈夫だと思いますw
それを抜きにしてもモトヒメは個人的な印象ではこれまでノルマンディーで結果を出したディバインコードやアリンナとはちょっと違う感じのどちらかというとロードクエストのような方向のスケール感を感じました。

また、前から言われていたことではありますが、公式に(?)『アイルハヴアナザーを買い戻したかったんだけど売ってもらえなかった』という話も。
なので、アイルハヴアナザー産駒が買えるのも残りわずかになりますね。

育成(夜間放牧)についての質問には『本当は古馬になってから活躍する丈夫な子を作りたいから長くやりたいんだけど、新馬が2歳までしかなくなるし今の競馬の流れでは早くせざるを得ない部分はある』と。
確かに今まで募集前に馴致が終わってる仔なんてまずいませんでしたからね。
早く出来る仔は早くしていこうということだと思います。

とりあえず大雑把にいうとこんな感じでした。
また色々思い出すこともあると思いますので、都度都度更新時などに入れ込んでいけたらと思います。
雑多な文章で申し訳ありませんが、皆様の検討の参考になれば幸いです。

そう言えば、牧場での雑談中に牧雄氏が
『ネットはよく見るんだよ。それで傷ついちゃうのw』って言ってましたわ。
うん、知ってた^^

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