ノルマンディー2017年産 1次募集 概要決まる

ハッピーダイアリーの17 ノルマンディー
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昨日ノルマンディーOC公式サイトにて、本年度の1次募集の概要が発表され募集馬ページが公開されました。

 
先行募集は2018年10月12日(金)10:00~10月24日(水)13:00。
今年は既会員と新規会員の枠は分けずに行われる模様。
昨年同様、新規は10%枠でしたm(_ _)m
そしてシュヴァリエの17に関しては母優先(一口のみ)が適用されるようです。
一括払いの10%割引は2018年11月5日(月)17:00までとなります。

 
ラインナップが発表されてから、小出し情報を元に色々な角度から検討を重ねてきました。
今年のラインナップに関しては血統字面だけを見れば非常に興味深い仔が多いですね。
要因としてはノーザン系小口クラブ(主にシルク・キャロット)で思うように出資できない人たちの受け皿として機能しようとしているところがより明確になってきていることが大きいと思います。
安定した経営をおこなっていくためには、満口馬をより多くしていくことが第一で、それにはまず会員数を増やして全体パイを大きくしなければなりません。
そうしたときにこれまでのノルマンディーのラインナップではノーザン至上主義でここまで来た人たちのニーズには合致しないわけなので、ある程度そういった人たちに(悪い言い方をすれば)媚びる必要が生じます。

 
そういう人たちを取り込みながら、既存のいわゆる「ノルマンディスト」達のニーズにも応えなければならないわけです。
そういった意味では、これはこれでノルマンディーらしさを最低限残しながら、新規の顧客にもある程度アピールもできるギリギリかつ絶妙なバランスのラインナップなんじゃないかなと思いました。

 
しかしながら、血統字面だけ見てノーザン系と似たような血統構成や重賞ウィナーの半弟・半妹だからといって簡単に飛びつくのは危険なのはもう皆さんご存知の通り。
とはいうものの、上記のような経緯で安易に飛びついてくるノーザン系からはじき出された人たちを定着させるには、ある程度そういった人たちが持ってくるイメージのようなものも叶えていく努力も必要になってくると思います。
その辺を突き詰めていけば“キ◯テツの謎”なども解けてこようかと思いますね。
要は、今までどおり堅実な部分としっかり夢だけは見れる部分をより明確に分けたのではないかということです。

 
 
前置きが長くなりましたが、そういったところも踏まえて公開された馬体写真も加味しながら先行募集までに最終の検討を行う仔たちをピックアップしました。

 
今年の方針は初心に戻り
1)募集総額1500万円までを目安にする(最大1800万まで)
2)現地で応援できる関東馬を優先
3)必須ではないが種牡馬はなるべく被らないように
それに加え今年は1次募集では岡田スタッド産牡牝1頭ずつの少数精鋭でまとめるつもりです。

 
本線はまずこの2頭。
 
・ハッピーダイアリーの17(父:ハービンジャー 母父:アグネスタキオン 牡 鹿毛 17.4.9生 37000円/一口)
 

ハッピーダイアリーの17

ハッピーダイアリーの17

 
・キョウエイハツラツの17(父:ジャスタウェイ 母父:オペラハウス 牝 芦毛 17.2.10生 39000円/一口)
 

キョウエイハツラツの17

キョウエイハツラツの17

 
まずは今回設定してる条件で合致する2頭。
ハッピーダイアリーの17は繁殖セールで購入した際受胎していた言うなれば“持ち込み馬”。
おそらく、この先ノルマンディーで岡スタ産のハービンジャー産駒なんて2度と出てこないだろうと思います^^
一時期は失格種牡馬の烙印を押されかけたハービンジャーですが、現4歳世代からペルシアンナイトやモズカッチャンなど少しずつ活躍馬が出だして、ついに今年の3歳世代でブラストワンピースという大物が出ました。
ここまでBMSアグネスタキオンの配合は70頭ほど登録(未デビュー2歳馬含む)されていますが、勝ち上がりは23頭で勝ち上がり率.329。
上記産駒の豪快なイメージとは裏腹に、勝ち上がれていない仔も含め掲示板率の高い堅実な仔が多く、大ハズレはなさそうな気がしています。
現時点での馬体の完成度を見ても2歳戦から動けるかというとどうかとは思いますが、3歳時までは堅実に着を拾いながら古馬になって開花してくれるイメージですね。

 
キョウエイハツラツの17に関しては、一昨年シークエル昨年グラウシュトラールと2年連続で抽選で蹴られている芦毛枠^^
もちろん、血統的にも純・岡スタ血統ですし、キョウエイハツラツ産駒は昨年も検討したほどですから申し分ありません。
おそらく母系からダート色が強く出るとは思いますので、そこにジャスタウェイでどっちつかずに終わる懸念がないわけではありませんが、現状サンプルが少ないだけでジャスタウェイ産駒が全くダートをこなせないということもないとも考えています。

 
双方とも、、、特にキョウエイハツラツについては今年も抽選でということになりそうです。
ハッピーダイアリーも口数調整まではいくのではないでしょうか?
ですので、少し条件を緩めたところも考えていかなきゃいけない感じですね。
そうなると、
ヴァンセンヌに惹かれざるをえないキョウエイアンの17、現時点では関西馬で一歩後退してますが元々は第一候補だったシュヴァリエの17、エピファ×キンカメなんて、、、と思いながらもデアリングバードの17、芦毛枠のトーセンフォーユーの17マルデデルマの17まで含めて測尺・動画が出た時点で頭をフラットにしながら考えていきたいと思っています。

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