さて、話は前後して先週末ノルマンディーOC公式サイトにて更新された近況です。
ここからは全て年明けからの出走になりますが、シュエットヌーベルを始め年明けもすぐに各馬出走が控えています。
そのシュエットも春には引退の予定ですので、早く替わる仔が出てきてくれないと。。。
5歳馬
・シュエットヌーベル（2019.12.20 栗東トレセン：羽月友彦厩舎 馬体重：ｰｰｰkg）
宇治田原優駿ステーブルで順調に調整され、14日（土）に帰厩しました。
18日（水）に坂路コースで4ハロンから1.8秒先行して併せ、55.1-39.6-25.9-13.2を末強めに追い切りました。
「水曜日の追い切りは、今週出走する2歳馬と3ハロンから併せる形でおこないました。これが帰厩後1本目でしたので、余裕を持たせてはいるものの、最後までしっかり動けていましたね。当初は小倉へ向かうつもりでしたが、予定を前倒しして1/13（祝）京都・乙訓特別（芝1200m・混）を目標にし、その後に小倉というローテーションを組みたいと思います。京都はこれまで一度も経験したことはないですが、この時期の馬場は向くのではないかと考えています」（羽月友彦調教師）
帰厩して既に時計を出しています。
このまま京都に向かうようです。
前走は順調さを欠いてしまいましたが、その中でも悪くない競馬ができました。
これが最後の在厩になると思いますので、今度はここからラストランまで順調にいってほしいものです。
もし、京都に出走することになれば、中央10場コンプリートになります。
ここまで大きなケガなくコンスタントに走ってくれた証です。
おそらくここを入れて残りは3戦になるでしょう。
きっと最後の最後まで頑張ってくれると思います。
3歳馬
・レイヴンキング（2019.12.20 松風馬事センター 馬体重：524kg）
現在は馬場3周と坂路1本（上限18秒ペース）のメニューで調整しています。
乗り進めていくに従って、よりリラックスして安定したペースで走れるようになってきました。
体もしっかり使えていますし、とてもいいバランスで走っています。体調が上向きで、馬体も引き締まってきた印象。
なお、今後は美浦近郊の松風馬事センターで調整を進めることになり、本日20日（金）にこちらを出発しました。
予定通り松風に移動し最終調整です。
まだ全く障害練習はしていないのでここからだと思いますが、どうも一旦平地から使っていくような感じもしますね。
ここまでのコメントの流れを見ると、一度レースを使ってみて体調面を確認した上で障害練習を始めるような気がしますがどうでしょう。
・アーブルルージュ（2019.12.20 NSR 馬体重：444kg）
「現在は屋外ダートコースでダクとキャンターを2500～3000m（17秒ペース）のメニューで調整中です。松山調教師からは、『緩めずに乗っていってください』と指示を受けているので、しっかりペースを上げて乗り込んでいます。体が増えにくいと聞いていますが、落ちることもないと言われているので、飼い葉を食べさせながら進めていますよ。そう長くは置かずに戻したいと聞いているので、このまましっかりと負荷を掛けていきます」（担当者）
444kgは減り過ぎではない感じですが、帰厩までにはあと10kgくらいは欲しいですね。
おそらく態勢的にはもういつでも出走できる状態にあると思うので、テンションが上りすぎないうちに戻してもらえたらと思います。
アーブルもまずは平地からになるのかなぁ。
2歳馬
・ブランニューウェイ（2019.12.20 ノルマンディーファーム小野町 馬体重：464kg）
現在は馬場2周と坂路1本（上限20秒ペース）のメニューで調整しています。
到着翌日よりさっそく騎乗を開始しました。
初日、2日目までは馬場入りするとテンションが高くなっていましたが、今は落ち着いて調教に臨んでいます。
こちらも寒くなってきている影響で冬毛が出ており、馬体も多少寂しく映るため調子がいいとは言えませんが、馬自身に元気はあるので、これからデビューに向けてどんどん乗っていきます。
ここから最終調整ですね。
既にゲートは通っているので、あとは状態を見ながらということになると思います。
なんとか新馬戦のある内には間に合いそうな感じにはなってきました。
新馬に関しては“記念出走”的な感じになるかもしれませんが、まずは既走馬と走る前に一度レースを経験しておいて悪いことはないと思いますし、新馬デビューできるに越したことはないです。
3歳になったらアウトの関係も出てきますしねぇ。
・ステラディウス（2019.12.20 ノルマンディーファーム小野町 馬体重：511kg）
現在はウォーキングマシン1時間とトレッドミルで調整しています。
マシン運動開始後も異常はなく、今は飼い葉も通常の状態に戻して与えています。
ボロも出ているので、もう問題ないところまで回復したと言えそうです。
先週末からはトレッドミルでの運動も開始しており、今後は騎乗再開に向けて調整を進めていく予定です。
まさかの頓挫で足踏みしてしまいましたが、これでようやくデビューに向けて最終段階に入れそうです。
ここのところノルマンディー馬は新馬戦で昨年の3次・4次募集の仔たちを中心にある程度の結果が出ています。
この仔に関しても、小野町で同じように高負荷をかけて来ているので、同じようにしっかりとしたレース運びができるようになっていればと期待がかかります。
そのためには再度残り数週間でしっかり負荷をかけ直してもらえればと思います。
今日から2018年産の2次募集が始まりました。
早くも地方募集のギタートウショウの18が満口になりました。
他にはマイディアソングの18が残72口（12/23 20:00現在）となっていますが、その他の仔についてはこれから十分に様子見ができるかと思いますので、今月末の更新や今後上がってくる調教動画等も参考にしながらじっくりと検討できたらと考えています。
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