先週の結果と近況(2020.4/24)

チーム近況
この記事は約8分で読めます。

先週末は土日で3頭の出走がありました。
ブランニューウェイのデビュー戦、シュエットヌーベル転厩初戦、ウィルビーハッピーの距離延長と興味深いラインナップではありましたが、、、

ノルマンディーOC公式サイトに上がったレース後コメント。

先週の結果

・ブランニューウェイ(2020.4.25 福島競馬場 馬体重:456kg)

★4/25(土)福島 3歳未勝利(芝1800m・牝)団野大成騎手 結果14着

「初めてのレースというのを差し引いてももう少しやれてほしかったのはあります。団野は『おっかなびっくりというか戸惑いながら走っている感じはありましたね。最後の直線も追われて驚いて加速しているという具合でしたので、レースというものを経験して次からは変わってくるはずです』と。レース慣れが必要な感はありますので、状態に問題がないようでしたらこのまま出走の機会を狙います」(中舘英二調教師)

まずは未勝利期間内に何とかデビューできたということにホッとしています。
途中の頓挫は実際にはかなり重かったらしく、デビューできなくてもおかしくないくらいのものだったということ。

20200425 福島2R ブランニューウェイ

血統面を考えれば本格化はまだまだ先ですし、経験を積みながら少しずつ上がってくれればいいかなと思っています。
まだレース自体もわかってないようですし、走りもバタバタしてますので、経験不足でしょう。

 
 
・シュエットヌーベル(2020.4.25 東京競馬場 馬体重:480kg)

★4/25(土)東京・府中特別(芝1400m・牝)横山和生騎手 結果9着

「終いだけの競馬になってしまいましたが、最後までよく伸びていたと思います。調教をしている中で、少し気ムラな面が見受けられたのですが、競馬では真面目に走っていましたね。欲を言えばもう一つ上の着順が良かったのですが、この年齢でもしっかり走る馬。中間は結構ハードにやったのですが、なかなか体が減らずにあの体重になってしまいましたが、そんなに太さが気になるようなことはありませんでした。捌きに硬さがありますし、今の状態でダートを試してみるのも面白いのではないでしょうか」(小西一男調教師)

コメントからもシュエットに関しては全くわかってないなぁと、、、残念ですね。
馬体も過去最高体重で見た目からハッキリわかる太さ。
ブリンカーを外してシャドーロールにしたのは、なにか単純に『今までとは違うこと』をしたいというエゴにしか見えませんでした。

20200425 東京10R シュエットヌーベル

レース前に懸念していたとおり、和生も気分良く走らせようとしてしまったので最後の伸びはありませんでした。
和生が悪いわけじゃないんですよ。
普通はそうなんですから、陣営がきちんと特性を把握してないとダメなんですよ。
ダートは当然歓迎なのですが、この流れでは『今までと違うこと』の一環にしか見えず、ちょっと手放しでは喜べない感じです。
せめて、今までどういうレースをしてきたかくらいはしっかり把握してから方針を決めてもらいたいです。
この競馬ながらこの時計で走れてるということはシュエット自身はまだ終わってないはずです。

 
 
・ウィルビーハッピー(2020.4.26 福島競馬場 馬体重:476kg)

★4/26(日)福島・3歳未勝利(芝2000m・混)柴田善臣騎手 結果8着

「パドックでの雰囲気は落ち着いていましたし、ヨシトミさんも『返し馬での感触から、これならいけそうと思った』と話していました。ただ、直線ジリジリとは伸びているものの、こちらが期待しているほどの弾ける脚は使えず8着。道中折り合いが付くようになり、距離はさらに伸ばしても問題なさそうですし、『以前とは別馬の印象だから、今の具合の良さならもう一度ダートを試してみるのはどうか』という鞍上の進言もふまえて、また次走を決めていきたいと思います」(奥村武調教師)

“最低限中の最低限”ではありますが、馬体的にもパドックでの雰囲気的にも今までで一番良かったと思います。
着順に大きな上積みはありませんでしたが、上がり最速を記録したことは大きな収穫。
2000に延ばしても全くバテ感はありませんので、まだ距離は延ばして良いと思います。

20200426 福島6R ウィルビーハッピー

今回の上がりを考えれば今はダートは得策ではないように思います。
新潟に2200も2400もありますし、最後は北海道の洋芝2600もあります。
そこまでどうにかこれを続けてつないでもらいたいと思っています。

 
 
 

愛馬近況更新(2020.4.24)

4歳馬

・レイヴンキング(2020.4.24 美浦トレセン:尾形和幸厩舎 馬体重:ーーーkg)

「多少まだ疲れが残ってますので、今週いっぱいはポックラポックラ乗って、調整程度のメニューにとどめています。入障して僅か2戦で勝ち負けを意識できるレベルまできましたが、勝負勘なんかはまだ戻り切っていないと思うんです。そういった点からも、今後さらに内容が良くなってきそう。次でなんとか決めれるように頑張ります」(尾形和幸調教師)

前走も3着とはいえ、前の馬との差を見るとまだ「次で」という感じではないのかなぁとは思いますが、勝ち負けは見えてきてはいますね。
なので、ホントにケガと鼻出血には気をつけて無事に次走を迎えてほしいです。
ダメージがなければ今週末もう一回使うこともあるかもとは思ってましたが、現状ではその感じはなさそうです。
その辺に関してはちゃんと考えてくれてるなというのはわかるので安心です。

 
 
・アーブルルージュ(2020.4.24 NSR 馬体重:458kg)

「現在は屋外ダートコースでダクとキャンターを2500~3000m(17秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き速いところを織り交ぜながら順調に進められています。もうそろそろ声が掛かるはずなので、そのつもりで準備をしているところですよ。動きに活気が出てきましたし、体調面も良好ですよ」(担当者)

しっかり乗り込んで頂きつつ馬体も維持してますのでいい感じできてると思うんですよね。
コロナの影響で自ブロック制が敷かれている関係で、中距離以上の1勝C戦に関しては出走枠に余裕があるケースが多々見受けられます。
今はそこを狙わない手はないと思いますので、そういった面も含めてしっかり状況を見極めてもらいたいというのが正直なところです。

 
 
 

3歳馬

・ステラディウス(2020.4.24 ブルーステーブル 馬体重:ーーーkg)

★4/19(日)中山・3歳未勝利(ダ1200m・牝)江田照男騎手 結果11着
この後は美浦近郊のブルーステーブルで調整を進めることになり、22日(水)に移動しました。

「本質的に1200mがベストの馬とは思っていないのですが、まだ体力面や脚元に不安があるため今回選択させてもらいました。それでも既走馬相手にちゃんと喰らい付いて行けるスピードは示し、初出走を考えれば着順ほど内容も悪くありません。直線はまたドタドタの走りになっていましたので、脚元に負担がかからぬようフォームをなるべく早いうちに改善させたいですね。レース後は左前深管部に触診痛と熱感もあったため、念のためレントゲンを確認しましたが異常はなし。一旦近郊でケアしてもらい、次走に向けてまた調整していきたいと思います」(栗田徹調教師)

『本質的に1200mがベストの馬とは思っていない』のであれば、最初の段階で千七ではなく千二を選んだのか等に関しての説明があって然るべきだと思うんですよね。
なにもないままさも当たり前のように千二でデビューしていて、後になって「脚元が」とか「体力が」とか付いてくるのがね。
脚元や体力に対して言及はありましたが、『それでもしっかりと~』『思ったよりも~~なので』とか後からどっちとも取れるような内容に付随するものなので、どちらもエクスキューズにしか取れないのですよ。
残念ながらラヴィブリの時と全く同じです。

 
 
・サンメディル(2020.4.24 松風馬事センター 馬体重:ーーーkg)

★4/19(日)中山・3歳未勝利(ダ1200m・混)松山弘平騎手 結果9着
この後は美浦近郊の松風馬事センターで調整を進めることになり、23日(木)に移動しました。

「ポジション取りに行った前半で他馬を怖がり、キックバックを受け怯んで後退。今回も敗因は色々と考えられるのですが、これまで以上にメンタル面の幼さがレースで影響した印象です。1200m戦でも通用するスピードは持っている馬ですし、ポテンシャルの高さも疑っていない。ただ、それを発揮できるだけの体幹や気持ちの部分がまだまだなんですよね。良くはなってきているのですが、もう少し時間が必要かもしれません。少し節を稼いで、次走は芝の番組も検討していくつもりです」(菊沢隆徳調教師)

松風さんで再度障害練習ですかねw
次は芝とのことですが、そこまでのスピードは感じないというのが正直なところ。
このままストレートで3アウトということになってしまったら、最短で菊沢厩舎からは出されてしまうのかもしれません、、、
どちらかというと東京の千四ダートを試してほしいですけどねぇ。

 
 
 

2歳馬

・ワザモノ(2020.4.24 ノルマンディーファーム小野町 馬体重:497kg)

現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。
騎乗開始後も順調に進めることが出来ており、左前骨瘤も痛みなどは出ていません。
坂路では徐々にペースを上げ、現在は18秒くらいを持続しながら4ハロン走ることを求めた調教をおこなっていますが、まだ全体的な筋力不足もあり、リズムのいい走り、安定した走りではなく、ハミにもしっかり乗りきれていない感じです。
見た目にもまだまだ変わってくる余地がある体つきなので、調教量を増やしつつ筋力強化を図っていこうと思います。

しっかり乗り込んでるということですが馬体は膨らんでますね。
骨瘤との兼ね合いもあってどこまで乗り込めるかはバランスの難しいところであると思います。
小野町でも増えてるということは成長もそれなりにきてると思いますので、ここはしっかりと作りたいところではありますね。

Comments

タイトルとURLをコピーしました