セレクトセール2019

一口馬主
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今年も昨日と本日の2日間に渡ってセレクトセールが行われました。
今年はついに2日間合計の落札価格が200億を超え、なんともキ◯ガイ染みたこの世のものとは思えないものになってしまいました。
平均落札価格も4932万円と、とてもとてもノルマンディーには手が出せない領域に。
3億6000万だ、4億7000万だ、などもはや常軌を逸してますね^^;
昨日の1歳セールではこのような状況の中でやはり落札はなく、今日の当歳セールでも当然落札はないだろうと思っていたら、終わりも近くなって主取り再上場の仔たちが出てきたところでおもむろに1頭落札しました。

セレクトセール当歳落札馬

・ラヴァリーノの2019(父:ドゥラメンテ 母父:Unbridled’s Song 牡 栗毛 落札価格1515万円※税・保険料込)

ラヴァリーノの2019

オンラインカタログ - JRHA(一般社団法人 日本競走馬協会)
JRHA(一般社団法人 日本競走馬協会) オンラインカタログ

母ラヴァリーノはミスプロ4×3を持つ純正アメリカ血統。
本馬は母15歳時の9番仔になります。
兄姉に目立った活躍馬はいませんが、14年産の半兄サウンドストリート(父ストリートセンス)が初めて中央で勝ち星を挙げ、その後500万下(1勝クラス)でコンスタントに走り続けています。
15年産のハードスパン産駒アントーニオは新馬勝ち。
2世代続けて中央勝ち馬が出ました。
これを受けてか、17年産にはダイワメジャー18年産にはモーリスと配合相手のランクを上げ、新種牡馬であるドゥラメンテを配合したのが本馬です。
奇しくもキングカメハメハ種牡馬引退の報が流れた本日、当のキンカメ産駒はラストクロップになったとあって価格の高騰は抑えきれませんでした。
キンカメの後継候補でもあるドゥラメンテ産駒も同様にかなりの値付けが乱発しましたが、その中でも兄姉実績の地味な本馬は主取り再上場ということあって比較的落ち着いた価格で落札できたと思います。
まだ当歳なので、現時点で馬体どうこうはなかなか難しいとは思いますが、ここから1年間無事に過ごして来年ラインナップされるのを楽しみに待ちたいところです。
おそらく2200万前後の19年産目玉となることでしょう。

 
 
 
今年は岡田スタッド関連も軒並み高値で落札されました。
血統的なものもありますが、あれだけ高値で売れるのですからそりゃクラブには回ってきませんよね^^;
とりあえず、ノーザンに落札されたスノースタイルの18はシルクorキャロットの追加募集で出てくるかもしれませんので要チェケラッチョです。
また、ここのところ目立った活躍のみられないライオンTCがキンカメ産駒を2億9000万、ゴルディオンの下に当たるフラーティシャスミスの18を2億で落札するなど、一昨年のDMMを彷彿とさせる動きを見せました。
クラブ体制の一新を予感させる動きなので(7/1に事務所も移転しています)そちらも興味をもってみていきたいですね。

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