本日、昨年よりも2週間、一昨年・3年前より一ヶ月遅く、ノルマンディーOC2019年産一次募集馬が発表されました。
年々遅くなっている1歳募集馬の発表ですが、今年はコロナ禍もあって特に遅く感じましたね^^;
昨年の募集馬発表時はクラブの成績も低迷しており、果たして売れるのかどうか?というところまで心配しなければならない状況といっても過言ではなかったのですが、あれから一年、皆様ご承知の通り状況が一変しました。
昨年までとは違って『強豪クラブ』を意識したラインナップとも見受けられる構成で、今年は『欲しい馬が買えるのかどうか?』が焦点になりそう。
「ここが勝負!」とばかりに攻勢をかけるクラブの姿勢・気概が感じられます。
それでも随所にノルマンディーらしさもしっかり浮かび上がっているので、個々の馬への期待度とノルマンディー&岡田スタッドの矜持を秤にかけながらしっかり検討していきましょう。
今年は完全に名前のみの発表でスタート。
その他の情報はこれから随時あがってくると思いますので、皆様とともに都度都度一喜一憂してしていきたいと思っております。
ノルマンディーOC 2019年産 1次募集 募集馬
・インフィニートの19
(父:タイムパラドックス 母父:ルーラーシップ 牡 栗毛 19.2.23生)
・エイシンカラットの19
(父:エイシンヒカリ 母父:Tale of Ekati 牝 青毛 19.2.15生)
・エイシンポラリスの19
(父:エイシンヒカリ 母父:Unbridled’s Song 牡 芦毛 19.2.15生)
・オウシュウフリートの19
(父:ザファクター 母父:コロナドズクエスト 牡 鹿毛 19.4.10生)
・オヒアの19※
(父:ロージズインメイ 母父:ブラックタイド 牡 鹿毛 19.3.19生)
・クラックコードの19※
(父:スクリーンヒーロー 母父:ダンスインザダーク 牝 栗毛 19.5.7生)
・ケージーナデシコの19
(父:メイショウボーラー 母父:クロフネ 牝 芦毛 19.3.7生)
・ココナッツパルムの19
(父:モーリス 母父:フレンチデピュティ 牝 栗毛 19.4.18生)
・サマーロコガールの19※
(父:ショウナンカンプ 母父:キングカメハメハ 牝 鹿毛 19.4.25生)
・シュヴァリエの19※
(父:マツリダゴッホ 母父:フレンチデピュティ 牝 栗毛 19.4.4生)
・スノースタイルの19※
(父:ゴールドシップ 母父:ホワイトマズル 牝 芦毛 19.5.26生)
・スプリングボードの19※
(父:イスラボニータ 母父:アサティス 牝 栗毛 19.5.15生)
・ソラコマチの19
(父:リオンディーズ 母父:サクラバクシンオー 牡 鹿毛 19.1.20生)
・タニノジュレップの19※
(父:ゴールドシップ 母父:コロナドズクエスト 牝 栗毛 19.5.15生)
・チャイナドールの19
(父:ドレフォン 母父:スペシャルウィーク 牝 栗毛 19.4.17生)
・ドキドキマドンナの19
(父:ジョーカプチーノ 母父:クロフネ 牝 芦毛 19.3.24生)
・バイタルクィーンの19
(父:フリオーソ 母父:プリサイスエンド 牡 黒鹿毛 19.5.3生)
・ハイデフィニションの19※
(父:イスラボニータ 母父:アグネスデジタル 牡 栗毛 19.5.5生)
・パゲラの19※
(父:ダイワメジャー 母父:Soldier Hollow 牝 栗毛 19.3.13生)
・ピッツネイルの19※
(父:ゴールドシップ 母父:クロフネ 牝 芦毛 19.2.18生)
・フォーハピネスの19※
(父:イスラボニータ 母父:ファスリエフ 牡 鹿毛 19.4.21生)
・ペブルガーデンの19
(父:エピファネイア 母父:ディープインパクト 牝 鹿毛 19.3.1生)
・ヤマサラグランジュの19※
(父:ロージズインメイ 母父:サクラバクシンオー 牡 栗毛 19.3.28生)
・ヤマトサクラコの19※
(父:ロゴタイプ 母父:ディープインパクト 牡 黒鹿毛 19.4.3生)
・ラヴァリーノの19
(父:ドゥラメンテ 母父:Unbridled’s Song 牡 栗毛 19.4.17生)
・リトルビスケットの19※
(父:ブラックタイド 母父:タニノギムレット 牝 青鹿毛 19.4.8生)
・ルーシーショーの19※
(父:エイシンフラッシュ 母父:フジキセキ 牝 黒鹿毛 19.3.13生)
・ローザレーヌの19
(父:エピファネイア 母父:マンハッタンカフェ 牝 青鹿毛 19.2.22生)
(※は岡田スタッド生産馬)
以上、昨年1次募集より1頭多い計28頭が今年の1次募集ラインナップになります。
おそらくこの中から牡牝1頭ずつ40口に回り、1~2頭が地方での募集になると思います。
28頭中15頭が岡田スタッド生産馬、昨年より若干セール馬の割合が増えました。
また、昨年同様、3月生まれ以前の比較的早生まれの仔が目立ちますので、早期始動への挑戦は今年以上になるかと思います。
岡田スタッド産も、少しずつクラブ馬に対しての血の入れ替えを行ってる印象で、久々にクラブに回ってきた肌馬の仔もいれば新たに購入した肌馬も見られ飽きられないような工夫も見て取れますね。
そして最も感じることは『今年は全体的に価格が高くなりそうだ』ということです。
久々にクラブに帰ってきたスノースタイルの19、なんとなくクラブに回ってきそうだったので取り上げましたが、サマーセール3日目に岡田スタッド名義で落札したエピファネイア産駒ペブルガーデンの19、昨年のセレクトセール当歳で落札して1年かけてゆっくり育成したであろうラヴァリーノの19などはいずれも2000万円台後半から3000万円以上の募集価格が予想されます。
今年はこの辺りの所謂『ノルマンディー的高額馬』も人気になるでしょうし、それに引っ張られる形で“格安ノーザン馬”チャイナドールの19やソラコマチの19なども先行満口になるでしょう。
今年は本気で、デアリングタクトで目が向いている今こそ『ノーザン系クラブで買えなかった人たち』の受け皿になろうという思惑が溢れかえっているほど華やかに見えるラインナップになりましたので、募集時の動きも今までとは全く違った形になると思います。
それでもやはり、良くも悪くも『ノルマンディーはノルマンディー』だと思いますので、我々はこれに踊らされることなく、例年通り小出しの情報で逐一吟味しながらじっくりと検討していきたいですね。
と言いながら、全力で踊ってしまいそうな自分がいることも強く否定はできませんwww
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