『小出し2020』その1 価格・口数

ノルマンディー
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本日、ノルマンディーOC公式サイトにて、2019年産1次募集馬の情報が更新されました。
今年はまず価格と口数から。
スケジュールも発表され、公式サイトの募集馬情報ページが10/21(水)公開、カタログ発送が10/28(水)~、そして先行募集が10/30(金)スタートになります。
募集馬情報ページの公開までちょうど2週間ありますので、今年も『小出し』はまだまだ続きそうです^^;

2019年産募集馬ラインナップ_価格・口数

前回、募集馬発表時に書いたように、今回のラインナップを見たファーストインプレッションは『高そう』でした。
が、今回上がってきた価格を見ると一転して『安い!』となりました。
全体的な印象として、人気を集めそうな仔ほど価格を抑えたという感じがしてます。
慣らすと同じなのですが、セール馬に関して言えば上乗せ額(利益)も一部を除いてほぼ予想よりも100万ほど低い仔が多く、その分を一部の馬に多めに乗せている感じはあります。
なので、今年に関して言えば上乗せ額の多少は期待値の差ということではなく、単純な営業戦略(=早期満口馬を多く出したい)ということではないかと思っています。
そういった意味では、やはり今回は新規の入会者を取り込むだけ取り込もうという意気込みを感じる意欲的な価格設定と言えると思います。

40口馬はオヒアの191頭のみで、地方馬もハニーロコガールの19ですので、それも上記同様、なるべく多くの新規入会者を集めるよう総口数を増やすということだと思います。

驚愕はスノースタイルの19の1680万。
昨年キャロットで募集された半姉は7000万。
父がゴールドシップに変わっているとはいえ、G1馬の半妹でもある本馬の募集価格は破壊力抜群で、先行抽選はかなりの倍率になるでしょう。
同じくゴールドシップ産駒のピッツネイルの19は680万と、“勝ち上がり伝説”を持つ『岡スタ産・最安牝馬』の称号を付与しました。
18年産が案外な売れ行きだったこともあるとは思いますが、2番仔になる今年は馬格等もガラッと変わる可能性もあり、18年産も厩舎で嫌われたことが大きく、馬自体はめちゃめちゃ悪いデキというわけではありませんでしたので、今後の情報によっては今年は一気に先行満口の可能性もあるかなと思います。
今年はあまり話題になっていませんが、今年も堅実であろうルーシーショーの19も960万で、他の仔に目が行きそうな今年は狙い目かもしれません。
2017年に輸入され今年が初仔になるパゲラの19は、1400-1600万位で出てくるものとばかり思ってました。
初仔の牝馬とはいえ、ダイワメジャー産駒で960万はこちらも驚きの価格で、これまた先行抽選は必至と思われます。

セール馬では注目のエピファネイア2騎、ペブルガーデンの19が3520万、ローザレーヌの19が2120万と、この2騎だけが予想金額を上回りましたが、それでも10%引きであればどちらも予想価格をやや下回っているので、価格としては適正範囲かと思います。
ノーザン産チャイナドールの19は1120万で話題性は十分。
事前人気では1-2を争うソラコマチの19も1600万の良心価格になりました。

ここから厩舎や馬体・動画などのファクターが加わり、情報がアップデートされるごとに人気の上下はあるかと思いますが、人気が予想される仔に関してはどれも無茶な値付けをしていないことがわかります。
まだまだ検討は始まったばかりですが、次の小出しを心待ちにしながらしっかりと検討していきましょう。
ワタクシも大分狙いは絞れてまいりましたが、まだ言及は控えさせていただきますw

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