HBAサマーセール2019 その1

ノルマンディー

今年もサマーセールの季節がやってまいりました。
昨年は初日を『サマープレミアムセール』としてリザーブ方式を導入しましたが、今年は通常通り。
昨日から4日間の日程で1200頭を超える1歳馬が取引されます。
2018年産1次募集をおよそ1ヶ月後に控えるノルマンディーとしてはここが仕入れの本番です。
今年もほぼ例年通り、初日&2日目で4頭の落札となりました。

サマーセール2019 初日落札馬

・ファミッリア2018(父:ラブリーデイ 母父:Holy Bull 牝 黒鹿毛 落札価格334.8万円)

ファミッリア2018

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ファミッリアの2018の競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬、騎手・調教師・馬主・生産者の全データがご覧いただけます。
2019 北海道サマーセール 1日目 セール生中継

キズナとともに1頭は落とすだろうなと思っていたラブリーデイ産駒。
少しうるさいところを見せてましたが、馬体のバランスは非常によく映りました。
ただ、ノルマンディー落札あるあるでトモがまだ寂しいのでここからの成長次第のところはあると思います。
母ファミッリアは未勝利勝ちのあと昇級初戦で2着。
その後6着に終わると10ヶ月の休養を挟んで地方転籍しますが、結果は出ずに繁殖入りしています。
繁殖入りしてからはおそらく計画的に隔年で種付されていて、この仔の上に3頭の半姉はいますが3頭中2頭が中央で勝ち上がり。
一番上のゴルア産駒ラミアカーサは中央で3勝を挙げたあと園田でも3勝を挙げ、7歳になった今でも笠松で元気に走っています。
ここまで48戦、しっかり月2走のペースを守って走り続けています。
おそらく最安での募集になるはずなので、このくらい丈夫でタフに走ってくれる仔になればコスパの良い仔になりそうですけどね^^

 
 
 

サマーセール2019 2日目落札馬

・サイレントソニック2018(父:モーリス 母父:ディープインパクト 牡 黒鹿毛 落札価格1890万円)

サイレントソニック2018

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2019 北海道サマーセール 2日目 セール生中継

今年のセール組の目玉になりそうですね。
母サイレントソニックはエリンコートが勝ったオークスにも出走していて、最終的にはオープンまで出世した馬で自身の実績も申し分なく、繁殖としてもユニオンのサラドリームの母と言えば一口界隈の方には名は通るのではないでしょうか。
これまでの配合相手とは少し方向性が異なり、モーリスをつけたことでサンデーのクロスも持つことになりました。
とにかく綺麗な血統構成が目を引きますね。
馬体のバランスもサイズも問題なく、2480万くらいで出せば確実に即満口だと思います。
ただ、サラドリームの下ハービンジャー産駒のキラステラは中央4戦まったくいいところなく抹消になってるので、ちょっとバクチの要素はあるのかなとは思います。

 
 
・ヘヴンリーヴォイス2018(父:エイシンフラッシュ 母父:アグネスタキオン 牝 黒鹿毛 落札価格216万円)

ヘヴンリーヴォイス2018

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2019 北海道サマーセール 2日目 セール生中継

九州産馬ですね。
ヘヴンリーヴォイスという名前を聞いて『ん!?!?!?』と反応してしまう人は結構なオールドファンでしょう^^
昔同名の馬がいたんですよ。
3歳(当時は4歳)の夏を過ぎてからデビューして3戦目初勝利のあと連勝で一気にデビューから1ヶ月半で菊花賞にコマを進めた馬が。
なので、最初にヘヴンリーヴォイスという名前を見た時に『おっ!』と思ったんですが、考えたらあちらは牡馬だしいくらなんでも年取りすぎだし^^;
で、こちらのヘヴンリーヴォイスは?というと、中央未勝利で2着3着を繰り返すも勝ちきれず園田へ。
園田転入後は4戦4連勝するも中央再転入することなくそのまま繁殖入りしたようです。
中央地方含めて10戦して1度も掲示板を外していない堅実な母だけに、初仔スーパーライナーも母ほどではないものの割と堅実な走りをしてました。
その下の2頭はいずれも中央では勝ち上がれていませんが、サンデー持ちの母にエイシンフラッシュなのでレイヴンさん的なエイシンフラッシュというよりはホリラさんチックなエイシンフラッシュに出るんじゃないですかね。
これまた安いので、もしかしたら2次以降に回して少し育成費で上乗せできる位の期間寝かせるかもしれません^^;

 
 
・ミスサイベリア2018(父:キズナ 母父:Giant’s Causeway 牝 鹿毛 落札価格648万円)

ミスサイベリア2018

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2019 北海道サマーセール 2日目 セール生中継

前述のように今年はキズナ産駒を落札してラインナップに加えると踏んでいたので、ゴリゴリ米牝系の高齢母産駒の牝馬とは言え、この額で落札出来て手頃な募集価格でキズナ産駒を募集馬に入れられるのはクラブ的には大成功でしょう。
ケープブランコ産駒ということで個人的にデビューから追っていた半兄アララトテソーロはこのギリギリの時期に未勝利を勝ち上がりました。
ダメジャー産駒サンマルクイーンは中央4勝、ゴルア産駒の半姉サンマルアリュールは中央2勝、他にも地方での勝ち上がりは多く勝ち上がり率としては優秀な方ではあると思いますが、どちらかというとここまではゴリゴリの米血統の母に合いそうなパワー型の種牡馬との配合が多いので、そこがキズナに変わることでどちらに転ぶのかというところだとは思います。
馬体的にはバランスは良いので、もう少し全体に厚みがほしいなというところですね。

 
 
 
とりあえず2日終わって、今年も売れそうな仔を狙い撃ちしてきたなという印象ですね。
少なくとも、「またピサ?またブラックタイド?」みたいなノリにしなかった感じはあります。
でもこれってどうなんだろ?今までは人気なくてもしっかり勝てそうな仔を選んでます的なノリだったとは思うのですが、ここのところ中身よりもいかにも売れそうな路線に偏ってる気もするんですよね。
こうやって試行錯誤していって、その双方のバランスが上手く取れるようになってくれるとベストなんですが、そこまでは一朝一夕にはいかないでしょう。
やはり今年もそういう部分を踏まえつつ、馬を見る目をしっかり養っていく努力は怠ってはいかんということですね^^;
残り2日はどういう方向に流れていくのか興味深く見ていきたいと思います。

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